コロナの影響を大きく受けた業界のひとつである「飲食業界」。競合店も増えているなかで、飲食店における集客はますます重要となっています。
そこで本記事では、飲食店が集客に抱える悩みや課題を改めて振り返り、解決のための基本的な施策とその具体的なアイデアをご紹介します。すぐに実践できる施策や成功事例をご紹介していますので、ぜひ最後まで読んで、新しい集客戦略の参考にしてみてください。
目次
飲食店の集客によくある課題
新規顧客の獲得
新規顧客の獲得は、どんな飲食店でも抱える課題だと思います。冒頭でも触れたように競合店も増え続けている中で、新規のお客様を集客することは労力もコストもかかります。新規顧客が獲得できていない原因は様々ですが、以下のようなことが考えられます。
- そもそもお店の存在が認知されていない
- 数ある中でも行ってみたいと思ってもらえていない
- 立地や周辺の客層がターゲット層とずれている
これらは、原因の一部であり、自店舗が新規顧客を獲得できていない原因は何なのか、きちんと調査・分析することが重要です。新規顧客におすすめの集客施策については、後ほどご紹介します。
リピーターの獲得
もう一つの課題として、リピーターの獲得ができていないことです。多くの新規顧客を獲得できても、リピートしてもらえなければ、安定した売上に繋がりにくくなります。リピーターが獲得できていない原因も様々考えられますが、主な原因は以下の通りです。
- もう一度来たいと思ってもらえていない
- “ならでは”の特別感がなく他店との差別化ができていない
- 単に忘れられてしまっている
リピーターは、一度来店して満足してくれた顧客であるため、新規顧客よりも低コストで集客をすることができ、来店率や客単価も高くなるという傾向があります。また、リピーターが増えることで、口コミやSNSでの拡散による新規顧客獲得にも繋がります。
お店の認知拡大
お店の存在をなかなか知ってもらえないということも、飲食店が抱える悩み・課題として挙げられます。同ジャンルで既に有名なお店があったり、競合他社と比べてPRが足りていないなどの原因が考えられます。現在は、オンライン・オフライン様々は宣伝方法があるため、まずはお店を知ってもらうためにも、自店にしかない魅力やメニューを発信できるように、現状をしっかり把握することが重要です。
飲食店の集客で抑えておきたいポイント
飲食店経営の基本となる指標
まずは、飲食店経営の基本となる3つの指標「QSC」について理解しておきましょう。「QSC」とは以下3つの指標の頭文字を取った言葉です。
- Quality(クオリティ):料理の質
- Service(サービス):接客サービスの質
- Cleanliness(クレンリネス):店内の清潔さ
この3つの指標を軸に、自店の「料理の味はどうだろう」「忙しさで接客サービスが疎かになっていないか」「細かなところまで清掃は行き届いているか」という振り返りや見直しをしましょう。特に「Cleanliness(クレンリネス)」に関しては、コロナの影響もあり注視するお客様も増えているため、特に意識して取り組むことをおすすめします。
ターゲットニーズの理解
自店のターゲットとなる顧客層を明確化し、そのニーズを深く理解することが大切です。ターゲット顧客は、年代・性別、職業やライフスタイル、価値観など様々な要素から「ペルソナ設計」を行うことでニーズを理解することができます。このように、多角的に分析することで、ターゲットとなる顧客のニーズに合った集客戦略を考えることができます。
消費者ニーズ・市場動向の把握
飲食業界は、次から次へと新店舗がオープンしたり新メニューが開発されたりと、常に変化している業界です。そのため、今現在の消費者ニーズや市場動向はどうなっているのかを把握することが重要です。最新のトレンドや今後伸びていくであろう需要など、常にアンテナを張り遅れをとらないように前もって把握・対策しておくことが大切です。
オンライン・オフラインを組み合わせる
複数のターゲットに対して、それぞれに合わせた方法でアプローチをすることが重要となるため、集客方法はひとつに絞らないことがポイントです。その際、おすすめなのがオンラインとオフラインを組み合わせること。例えば、SNSから情報を得ることが多い旅行客向けの集客はInstagramなどを活用し、周辺に住む人たちにはチラシを配布する、というように、ターゲット別に集客方法の”使い分け”をすることが大切です。それぞれのメリットを活かし相乗効果を生み出すことで、効率的にアプローチができるようになります。
飲食店の集客で行う情報発信
新規顧客を獲得するための情報
新規のお客様は、基本的に『①お店を知り、②興味・関心を持ち、③「行きたい」と感じ、④来店する』という4つのステップを経て実際に来店されます。この各ステップにおけるお客様の心理や行動を理解し、必要な情報を適切な方法で配信することが大切です。
①お店を知る
お客様は、SNSやWebサイト、広告・チラシなどからお店の情報を得て、あなたのお店を認知します。ここで重要なのは、お店の基本情報(店名・営業時間・住所・何屋なのか等)を伝えること。まずは、「飲食店である」ということを知ってもらう情報にする必要があります。
②興味・関心を持つ
お客様があなたのお店を「飲食店」だと認識した次のステップは、お店に対して興味・関心をもってもらえるかどうかです。メニューや価格帯のほか、他店との違いやあなたのお店の特徴を伝えることが必要です。
③「行きたい」と感じる
2ステップ目で、興味・関心をもってもらえたとして、必ず来店につながるとは限りません。そのため、興味・関心をもってもらった時点で、「行ってみたい」と思ってもらえるように、お得感や特別感、期間限定などの情報で、「今すぐに行くメリット」を感じてもらう必要があります。
④来店する
1~3までのステップを経て、お客様は期待と共にあなたのお店へと来店します。その期待に応えられるような料理やサービスを提供するようにしましょう。ここでお客様の期待に応えられれば、次回来店(リピート)にも繋がります。
リピーターを増やすための情報
一度来店してくれたお客様をリピーターに育成していくためには、「もう一度行きたい」と思ってもららうためにも、定期的に店舗情報を届ける必要があります。そのため、初回来店時にお客様の顧客情報(氏名・メールアドレス・住所等)を取得しておく必要があります。顧客情報の取得方法は色々ありますが、例えば、LINE公式アカウントのお友だち登録を促進したり、その日使える特典を用意し、店舗アプリダウンロードやアンケート回答を促す方法があります。最近では、『SNSアカウントのフォローでドリンク一杯サービス』といった手法もよく目にします。プッシュ通知配信やSNS投稿の更新で、お店を思い出してもらうきっかけを作り出すことができます。
リピーターを獲得するための情報発信で重要なのが、「リピート利用でしか得られない特典や体験」を提供することです。2度目の来店限定や会員限定など、「もう一度来店することのメリット」を感じてもらえるようにしましょう。
今すぐ試せる!基本の飲食店集客アイデア
Googleビジネスプロフィール(Googleマップ)
Googleビジネスプロフィールは、Google 検索やGoogle マップでお店情報を掲載できる無料のサービスです。現代は、ほとんどの人が飲食店を探す際インターネット検索を利用しています。営業時間や電話番号などの基本情報はもちろん、写真やメニューなどを掲載することで、ユーザーの目に止まりやすくなり、集客に繋がります。
- メリット
- 無料で利用できる
- お店の認知度向上が期待できる
- 最新情報の配信が可能
- デメリット
- 最新情報の更新が必要
- ネガティブな口コミへの対応が必要な場合がある
- 活用方法
- 写真や動画でお店の魅力を伝える
- 最新情報を発信する
- 口コミに返信する
- 自店ならではのクーポンやキャンペーン情報を掲載する
グルメサイト(予約サイト)
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメなどのグルメサイトは、多くのユーザーが飲食店を探す際に利用しています。これらのグルメサイトの特徴のひとつが、予約率が高いことです。グルメサイトで飲食店を探すときは既に予約を考えていることが多いため、そこでお店を見つけてもらうことができれば、予約が入る可能性が高いのです。また、こういった大手グルメサイトは、サイト自体に集客力があるため、自社だけの集客が難しい場合にはおすすめの集客方法です。
お店が、デリバリーやテイクアウトに対応しているのであれば「Uber eats」や「出前館」などのデリバリーサイトへの掲載も検討するとよいでしょう。
- メリット
- 予約率が高い
- ネット予約による業務効率化
- 口コミによる宣伝効果
- デメリット
- 掲載費用や手数料が発生する場合がある
- 競合店が多い
- 活用方法
- お得だと感じてもらえるプランを掲載する
- 写真や動画でお店の雰囲気を伝える
- 口コミに返信する
- 予約システムと連携する
SNS
Facebook、Instagram、X、TikTokなどのSNSは、顧客との距離を縮め、ファンを獲得するための有効なツールです。写真や動画でお店の魅力を発信したり、キャンペーン情報や新メニュー情報を発信することで、顧客の興味・関心を惹き、来店意欲を高めることができます。また、DM機能を使って顧客と直接コミュニケーションを取ることも可能です。写真投稿やショート動画で宣伝する際のポイントは、写真・動画映えする内容にするとともに、継続した更新を心がけるとより効果的な集客ができます。
- メリット
- 低コストで始められる
- 顧客との距離を縮められる
- 拡散力が高い
- デメリット
- 運用に手間がかかる
- 炎上リスクがある
- 活用方法
- 写真や動画でお店の魅力を発信する
- キャンペーン情報や新メニュー情報を発信する
- 顧客とコミュニケーションを取る
- ハッシュタグを活用する
クーポン
クーポンは、新規顧客獲得にもリピーター獲得にも効果的な手段です。新規顧客向けには「初回割引クーポン」、リピーター獲得には「次回来店限定クーポン」など、ターゲット別で発行することが出来ることもメリットです。クーポンはこれまで、チラシやDMに折り込むことが多かったですが、最近ではLINE公式アカウントやアプリクーポンなどのデジタルクーポンが注目されています。スマートフォンで管理・利用ができるため、顧客の利便性向上にもつなげることができます。ただし、むやみに割引きクーポンを発行してしまうと、売上に影響する場合もあるため、費用対効果を考慮しながらクーポンを発行することが重要です。
- メリット
- 新規顧客獲得・リピーター獲得どちらにも効果的
- 来店時のハードルを下げられる
- デメリット
- 割引による利益率低下
- クーポン目当ての顧客がいる
- 活用方法
- 割引クーポン
- バースデークーポン
- 期間限定クーポン
- ターゲットを絞ったクーポン
チラシ
チラシは、インターネットに慣れていない方や地域住民向けに情報を届ける際に活用できる集客方法です。地域密着型がウリの飲食店にとっては有効的で、新規店舗オープンを近隣住民にお知らせしたい時や、新規顧客の来店を促したい時などに活用できます。印刷コストはかかるものの、オンライン広告などと比較すると安価でできる点もメリットのひとつです。ただし、近年の新聞やチラシへの関心度の低下や、ターゲティングしにくい点で、思うような効果を得られない可能性があるということも考慮し、実施を検討しましょう。
- メリット
- 地域ターゲティングに有効的
- 視覚的にアピールできる
- 低コストでできる
- デメリット
- 制作費の他ポスティング作業が必要
- 反響率が低い場合がある
- 活用方法
- クーポンやキャンペーン情報を掲載する
- お店の地図やアクセス情報を掲載する
- ターゲットに合わせたデザインにする
集客の効果を最大化!おすすめの飲食店集客アイデア
ホームページ
飲食店経営において、ホームページは集客の基盤としてなくてはならない存在になりつつあります。インターネット検索で情報収集をする人が多いため、お店のホームページがあれば、店舗情報の発信だけでなくネット予約やテイクアウト注文など、自店舗だけの情報を掲載することができます。ホームページの存在は、SNSアカウントとの連携でお客様へ安心感を与えることにも繋がります。
ホームページ作成のポイント
- ターゲットに合わせたデザイン・構成
- 美味しそうな料理写真の掲載
- アクセスしやすい店舗情報の記載
- スマートフォン対応(レスポンシブデザイン)
- SEO対策(キーワード選定、内部対策、外部対策)
自社でホームページの制作が難しい場合は、制作会社への依頼なども検討しましょう。
広告(オンライン・オフライン)
より多くの顧客にアプローチするために、広告出稿はおすすめの集客方法です。オンライン広告には、Google広告やYahoo!広告、SNS広告など、様々な媒体があります。オフライン広告には、街頭広告や雑誌広告、フリーペーパーへの掲載などがあります。広告費用は媒体によって異なりますが、掲載している間は費用がかかるため、継続して掲載する場合はコストが増大します。短期的な集客をしたいときに、ターゲットや予算に合わせて最適な媒体を選び実施することをおすすめします。
広告掲載のポイント
- ターゲット層・ゴール・掲載期間の明確化
- 広告予算の設定
- 効果測定と改善
メルマガ
メルマガは、顧客との長期的な関係構築に役立つツールで、リピーター育成に効果的な方法です。顧客情報の管理が必要ではありますが、顧客の属性に合わせたメルマガを配信することができるため、顧客の囲い込み、育成が可能です。SNSの普及によりメルマガは古い手段、と思われる方も多いかもしれませんが、お店の特徴やターゲット層次第では、まだまだ有効的な方法なため、自社に適していると感じ居た場合には積極的に導入してみるとよいでしょう。
メルマガ運用のポイント
- 顧客の属性に合わせたセグメント配信
- 飽きさせない魅力的な件名と内容
- 配信頻度を調整する
LINE公式アカウント
LINEは、国内利用者数No.1のコミュニケーションアプリです。LINE公式アカウントの最大のメリットは、利用者数NO,1であることと、友だち登録へのハードルの低さです。店内に友だち追加用のQRコードを設置することで、友だち追加促進ができます。メッセージ配信だけではなく、タイムライン投稿や、ショップカードなどの活用で、ブロック対策を行うことで、継続的な集客に繋げることができます。
LINE公式アカウント運用のポイント
- 友だち追加促進施策
- 定期的なメッセージ配信
- クーポンやキャンペーンの活用
- 顧客とのコミュニケーション
店舗アプリ
店舗アプリは、顧客とのエンゲージメントを高め、リピーター獲得に繋がる強力なツールです。店舗アプリの特徴は、スマートフォンの機能を活用した施策が実施できる点です。なかでも、プッシュ通知はメルマガに比べて開封率が高いため、より多くのお客様に店舗情報を見てもらえるのです。アプリの機能に会員証やポイントカードなどがあれば、アプリ内で情報の受信や会員証・ポイントカードの管理が一元化できるため、お客様が使いやすいアプリを設計し、利便性や顧客満足度向上につなげましょう。
店舗アプリ導入のポイント
- 顧客にとって魅力的な機能・情報配信
- 使いやすさ
- アプリのダウンロード促進
他にもたくさん!具体的な飲食店集客アイデア
写真映えするメニュー・撮影スポットをつくる
SNSでの拡散を狙い、「インスタ映え」するような、写真映えするメニューや店内装飾、撮影スポットを設けます。そこで撮影した食べ物やドリンクの写真・動画をSNSアカウントにアップして、「同じ写真を撮りたい!」と思ってもらうことで来店に繋げられます。特に若年層へのアピールに有効的です。そこで撮影した写真・投稿がバズって拡散されれば、多くの顧客獲得が期待できます。
テイクアウトメニューを出す
近年需要が高まっているテイクアウト需要を取り込み、新たな顧客層を獲得しましょう。グランドメニューにはないテイクアウト限定メニューや価格設定、容器のデザインなど、工夫次第で売上アップに繋がります。実店舗に、テイクアウト限定の受付窓口を設置することで、通りすがりの人の獲得にも期待できます。プレ導入の時実施などで、顧客ニーズを把握しながら取り入れるとよいでしょう。
SNSで拡散できるキャンペーンを実施
認知度向上や新規顧客獲得を目的に、SNSキャンペーンの実施もおすすめの集客方法です。例えば、「#お店のハッシュタグをつけて投稿してくれた方の中から抽選でプレゼント」や、「該当の投稿をリポストしてくれた方の中から抽選で特典」といった顧客参加型のキャンペーンは強い拡散力が期待でき、お店の存在を知らなかった潜在層への認知にも繋がります。
集客しにくい平日は「お得感」を用意
客足が遠のきがちな平日には、「平日限定」のお得なサービスも効果的です。平日に来店できる学生向けのサービスや、会社員のランチタイムを狙った特典などで、平日の来店率向上が期待できます。また、時間限定のサービスも効果的で、居酒屋さんであれば16:00~18:00は「ハッピーアワー」を実施することで、集客しづらい平日や時間帯の集客の底上げを図れます。
飲食店の集客がうまくいかないときは抑えるべきポイントを振り返る
飲食店の集客は、一朝一夕に成果が出るものではありません。もし、集客がうまくいっていないと感じたら、先で説明した抑えるべきポイントを振り返り、見直してみることが大切です。
- 飲食店経営の基本となる3つの指標「QSC」
- ターゲット顧客を明確に定めているか
- 顧客ニーズを捉えたメニュー・サービスを提供できているか
- 情報発信は適切に行えているか(オンライン・オフラインの活用)
- 顧客満足度は高いか(料理の味、サービス、雰囲気など)
- 競合店との差別化はできているか
これらを振り返り、改善すべき点は改善し効果検証を繰り返すことで、集客の効果を最大化させることができます。
集客コストを抑えたい方は補助金の活用もおすすめ
ここまで説明してきたように、飲食店の集客方法は様々です。中には、ツールの導入にコストがかかるものもあり、そこがネックとなってしまって、実施したくてもできないというケースも少なくありません。そこでおすすめしたいのが、補助金制度の活用です。補助金制度は、国や地方自治体など、様々な機関が用意しています。これらの制度を活用することで、集客にかかるコストを抑えつつ、やりたい施策を実施することができます。補助金の内容は、対象となる事業者や事業内容によって異なるため、こまめに情報収集を行い、自店に合った制度を活用しましょう。
弊社は、DMPツール「matomaru」を提供しており、IT導入補助金2024の対象ツールに認定されています。最大150万円まで導入コストの補助ができます。コストを抑えてツールを導入したい方は、お気軽にお問い合わせください。
飲食店集客の成功事例をご紹介
ニューカムラ
「ニューカムラ」は、サラリーマンだけでなく、カップルやファミリー層など幅広い客層を獲得している大衆酒場です。その中でも、集客方法で効果を出しているのが、LINE公式アカウントです。お友だち追加してくれた方にドリンクやサイドメニューを無料で提供するキャンペーンを実施しています。その他にも、来店頻度によって内容が変わる特典を用意するなどで、リピート率80%を実現しています。LINE公式アカウントを活用した集客事例として、参考にしてみるとよいでしょう。
参照:https://pro.gnavi.co.jp/magazine/t_res/cat_2/a_4022/?sc_lid=pro_cas_cassette
酒場 つむぎ堂
「酒場 つむぎ堂」は、オフィス街に店舗を構える「ワンランク上の大衆酒場」をコンセプトとした大衆酒場です。店内はオープンキッチンで、ライブ感のある接客がウリです。このお店が話題になったのがインフルエンサーのInstagram投稿によるものでした。そこから、Instagramで情報が拡散され、新規顧客の獲得に成功。さらに、「また食べに行きたい」という口コミが多く、リピート来店、フォロワーの増加を実現しています。能動的な集客ではないものの、SNSアカウントの活用による集客が功を奏しました。
参照:https://pro.gnavi.co.jp/magazine/t_izakaya/cat_2/a_4072/?sc_lid=pro_cas_cassette
まとめ
今回は、飲食店が抱える集客の課題から、新規顧客やリピーターの獲得、認知拡大に繋がる集客アイデアをご紹介しました。すぐに取り組めるものもあるため、まだ実施していない集客方法があれば、ぜひ参考にしてみてください。飲食店の集客成功には、複数を組み合せ自社にあった方法を見つけることがポイントです。
弊社は、顧客情報を一元管理できるDMPサービス「matomaru」を提供しています。
飲食や小売、ゴルフ場、商業施設、美容・サロン、温浴施設など、幅広い業界で導入いただいております。アプリ・メール・LINEの各ツールを連携させることもできるため、複数のツールを活用した集客のご支援も可能です。
ご興味のある企業様・ご担当者様は、下記よりお問い合わせください。