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商業施設の集客にはアプリを活用しよう!~アプリ導入のメリットや事例を紹介~

2023.12.27

スマートフォンアプリは、店舗への集客手段に欠かせない存在です。最近では、オンラインチャネルを持たない企業でも、アプリを導入する企業が増えており、商業施設においてもアプリの活用は重要となってきています。本記事では、アプリの主要な機能や効果、商業施設のアプリ導入事例について詳しく解説します。

商業施設の主な情報発信内容

商業施設が発信する情報には、主に次のようなものがあります。

・フロアガイド

商業施設には小売やアパレル、飲食など、多岐にわたるジャンルのお店が集まっています。そのため、各フロアのお店の情報を示すフロアガイドを用意するのが一般的です。このフロアガイドにより、迷うことなく目的のお店へ到達できます。

・イベント、キャンペーン情報

イベントやキャンペーンに関する情報発信は、お客様にとっても有益であり、集客の主要な要素となります。具体的には、季節に合わせたイベント、メーカーなど企業とのタイアップキャンペーンなどの情報が発信されています。

・ 会員限定情報

会員制度を導入し、スタンプカードやポイントカードなどを活用して、特典を付与する施策も一般的です。会員限定のセール情報や、スタンプやポイントの付与率アップキャンペーンなどの、会員に合わせた情報を提供することで、リピーター創出にも効果が期待できます。

・新店舗情報

新店舗の情報発信は、新規ユーザーの集客が見込めます。商業施設全体の売上を伸ばすためにも、新店舗設立の情報発信は不可欠です。ネームバリューの高い店舗を誘致できれば、より大きな集客効果が期待できるでしょう。情報を発信する際は、オープンの場所やカテゴリーなども含め、詳細に記載する必要があります。

・セール情報

ユーザーはお得情報に敏感なため、セール情報は定期的に発信する必要があります。たとえば、採算度外視で指定商品を販売して集客を狙う「ロスリーダー」などが知られています。様々なセールを実施し、収集したデータを活用して、よりユーザーに喜ばれるセール開催へ繋げていきましょう。

商業施設にとって効果的な情報発信の方法とは

DMやチラシなどのアナログ手法だけでは情報の発信スピードが遅く、せっかく実施しているキャンペーンやセール情報をタイムリーに届けられず、「来店してからセール情報を知った」といったお客様が増えてしまいます。

そのため、「お得なクーポンやスタンプがあるから来た」「セールをやっているから来た」というユーザーを増やすために、リアルタイムで情報発信をし、最大限の集客効果を作り出せるツールが必要なのです。

既存の情報発信方法

・チラシやDM

一般的な集客方法だったDMやチラシは、アナログな手法として、現在デメリットが目立っています。例えば、発行に時間がかかりリアルタイムでの情報が難しい点、紙代や印刷代などのコストがかさむ点などです。また、そもそもお客様の目に入らない事も多く、費用対効果が見込めない点も懸念点といえるでしょう。

・店内POP

店内のPOPは立体物として人を引きつけ、屋外広告と同様に、通る人に商品のイベント・セール情報などを告知できるのがメリットです。ただし、店内POPを効果的に用いるためには、設置場所や制作物の工夫が必要になります。

・メディア

ラジオやテレビCMを使って、広告を打つ方法も一般的であり、大きなブランディング効果が期待できます。その代わり、各メディアへの露出には多額のコストがかかる点に注意が必要です。

・自社サイト

ポータルサイトや自社サイトでの情報発信も一般的となり、さまざまな企業や店舗がジャンルを問わず積極的に情報発信を行っています。しかし自社サイトの場合、SEO対策を行わないとお客様が施設情報を受け取ってくれる可能性が低くなります。サイト運用に関するノウハウがない場合、自社サイトで集客効果をあげることは難しいといえるでしょう。また、プッシュ通知でのお知らせができないため、ユーザーが自社サイトへ訪問してくれるのを待つしかない点がネックとなります。

・SNS

SNSを活用した情報発信は、店舗の認知度向上やお客様の信頼獲得に繋げることができます。また、拡散投稿の機能を用いて、さらに複数のSNSユーザーにリーチすることも可能です。ただし、どこの商業施設でも行っている手段であるため、差別化できず集客効果が薄くなってしまう危険性もあります。またFacebookは中高齢者向け、XやInstagramは若者向けとされるため、商業施設のターゲットユーザーに応じて、各SNSを使い分ける必要性も出てきます。

商業施設アプリを導入しよう!

ここからは、商業施設がアプリを導入することで得られる集客効果と、取り入れるべきアプリの機能についてご紹介します。

・プッシュ通知配信で情報をタイムリーにお届け

アプリを導入することで、プッシュ通知で情報発信をすることが可能になります。プッシュ通知はスマホのホーム画面への表示、バイブレーションなどで、気づきやすい仕組みとなっています。さらに、アイコンアイコンにも新着情報をお知らせするバッヂが表示されるため、注意喚起力に優れています。そのため、ユーザーがお得情報を見逃す可能性が減り、店舗は意図したタイミングで集客を行うことが可能です。また、「本日18時まで限定セール」などの時間を限定した情報発信にも柔軟に対応できます。

・ポイントカードをアプリで管理することで利便性が向上

ポイントカードをアプリ上で管理することができる機能は、顧客にとって利便性の高いサービスです。この機能を活用すれば、複数の加盟店で貯まったポイントを一元管理することができます。施設側にとっても、ユーザーごとのポイント数や有効期限をアプリで一目で確認、把握ができるようになります。ポイント機能を活用し、顧客の買い物促進のための施策を効果的に行いましょう。

・予約受付、管理までしやすく

予約機能を活用することで、顧客側は待ち時間を最小限に抑えることができ、スムーズに飲食ができたり、サービスを受けることができるようになります。

メニューなどをアプリから閲覧しそのまま予約を行うことも可能になります。施設側も、ユーザーごとに予約時間やメニューの確認、把握ができるようになるため、管理も行いやすくなります。

・アプリでクーポンを獲得・管理し再来店促進

クーポン機能は、顧客に割引や特典をアプリで提供できる便利なツールです。クーポンは、割引価格や無料アイテムなどさまざまな形態で提供することができ、直接的にターゲットへ訴求できます。また、顧客はアプリ内でクーポンを獲得しそのまま店舗で利用できるようになります。

集客方法に関する記事は、下記からお読みいただけます。

集客とは?集客のポイントを紹介(アイキャッチ画像)

集客とは?集客のポイント、オンライン・オフラインの方法、集客後にすることを紹介

昨今のビジネスにおいて、自社商品を売るためには集客が必要になります。
集客には様々な種類がありますが、正しい集客とは何でしょうか?

商業施設のアプリ導入事例

実際に、商業施設アプリがどのように活用されているのか、事例をご紹介します。

・タカシマヤ

高島屋オフィシャルアプリ「タカシマヤアプリ」では、アプリを経由したリアル店舗への送客と購買体験の向上を目的としています。各ユーザ一への最適な情報発信や、便利に利用できるパーソナライズされたコンテンツを増やし、ユーザーにより身近で使いやすいアプリとなっています。

参考記事:https://www.takashimaya.co.jp/store/special/takaapp/index.html

・イオン

「イオンお買物アプリ」には、チラシ、キャンペーン、クーポン、ポイントカードの4つの機能が搭載されています。これらの機能を通じて、ユーザーの購買活動を促進し、利便性を向上させた使いやすいアプリとなっています。

参考記事:https://www.aeonretail.jp/otoku/aeon_app/

商業施設がアプリを導入することのメリットとは?

最後に、商業施設がアプリを導入することで得られる様々なメリットについて解説します。

・顧客接点を強化できる

アプリの導入により、商業施設はリアルタイムで最新情報を提供し、顧客の属性に合わせた情報を配信することが可能です。これにより、顧客との接点を強化し、個別により効果的なアプローチをすることがでるようになります。

・顧客情報の管理を簡易化できる

CRM(顧客関係管理)の機能が組み込まれているアプリでは、顧客情報の効果的な収集・管理が可能です。ユーザーはアプリに登録することで、自身の情報を提供します。店舗側は顧客の基本情報や購買履歴、好みなどのデータから、顧客の行動パターンや嗜好を把握し、それに基づいた施策など、マーケティングに活かすことができます。

アプリ開発会社をご紹介

店舗アプリのメリットをご理解いただけたでしょうか。アプリは、スピード感をもってユーザビリティの高いものを開発することが理想です。検討や導入の段階で、期待する効果が出ない場合や行き詰まった場合は、プロに相談するのも一つの手です。

matomaru

matomaruは、ノーコード×低コストでアプリの開発が出来るツールです。
また、アプリ開発だけでなく、メール配信やLINE公式アカウントとの連携(※オプション)も可能です。
ノーコード(※プログラミング不要)でアプリ作成ができるため、専門的な知識がなくても、商業施設アプリを簡単に作成することが可能です。

また、紹介した各機能以外にも様々な機能があるため、オリジナルのアプリを作成したい店舗におすすめとなっています。
matomaruについて詳しく分かる資料はこちらからダウンロードできます。

まとめ

今回は商業施設にとって効果的な情報発信から、アプリの導入によって得られるメリットまで、詳しくご紹介しました。プッシュ通知やポイントカードの管理、クーポンの配布など、各機能を搭載した利便性の高いアプリは、高い集客効果を期待できます。本記事でメリットを感じていただけた場合は、ぜひ導入を検討してみてください。

株式会社バリューワンについて詳しくはこちらから。