あなたがお持ちのスマートフォンには、「LINE」のアプリは入っていますか?
国内の月間利用者数9,200万人、実に日本人口の約70%が利用している(※1)LINEですが、近年、LINEを利用してデジタル販促やセールスを行う企業や店舗も増えてきました。
そんな成長著しいLINE販促を行う上で覚えておきたいのが、企業や店舗の販促用アカウント「LINE公式アカウント(旧:LINE@)」です。
今回の記事では、販促担当者さまがLINE公式アカウントを導入すべき理由と、導入にあたってチェックしておきたいポイントをご紹介します。
https://www.linebiz.com/sites/default/files/media/jp/download/LINE%20Business%20Guide_202207-09.pdf
【この記事はこんな方にオススメです】
・LINE公式アカウントの機能や特徴が知りたい
・LINEで販促を始めたい、LINEでのシュウキャクに興味がある
・LINE公式アカウントを一緒に運用するパートナーを探している
目次
LINE公式アカウントとは
LINE公式アカウントは、企業や店舗などで活用できる特別なアカウントです。
LINEを利用しているユーザーに友だち追加してもらうことにより、リッチメッセージやクーポンなど、さまざまなアプローチでダイレクトに情報を届けることができます。
利用者層も幅広く、また、日常的に使うことの多いLINEでの情報配信や販促は、これから本格的にデジタルマーケティングを行いたい企業さまにはピッタリだと言えます。
多種多様な業界で活用されている
大体の場合は企業が自社のサービスをもっと身近に感じてもらうために運用していますが、他にも、商業施設が複数のテナントについて告知を行っていたり、スクールビジネスを行う企業さまが問い合わせ窓口として利用していたり、行政機関や公共交通機関などが緊急性のある情報を提供したり、といったような形での情報発信手段にも利用されています。
活用事例に関しては、LINE社が公式に配信している「LINE for Business(※2)」内で非常に多くの業界を紹介されていますので、自分の会社の同業態がどのように活用しているのかを一度調べてみてもいいかもしれません。
(※2)出典:LINE for Business
https://www.linebiz.com/jp/case-study/
LINE公式アカウントの特徴
お客さま全員へ一斉に情報配信できる
通常のLINEアカウントと同様に1:1での個別のコミュニケーションも取れますが、LINE公式アカウントであれば友だち登録しているユーザー全員に一斉にメッセージを送ることができます。
企業さまの販促であれば、イベントの告知やセール情報、ECサイトの更新情報など、いますぐ届けたい旬の情報をお客さまに一気にお届けすることが可能です。
プッシュ配信も可能なので、よりユーザーの目に振れやすい形で情報を拡散できます。
また、リッチメッセージやカードタイプメッセージなど、通常のテキストメッセージとは異なるアプローチを用いれば開封率やリンクのクリック率などを飛躍的に高めることも可能です。
2021年からは新機能として「ステップ配信」という、「友だち登録から何日後」といったような条件に併せて自動的に配信する便利な機能も追加されていますので、より効率的にお客さまへアプローチできるようになりました。
ショップカードやクーポンも配信可能
店舗で使えるスタンプカードやクーポンなど、これまでは紙で管理していたような媒体もLINE公式アカウント上で一括管理可能です。
すべてLINE公式アカウント上のデジタルで管理できますので、どのクーポンにどれだけの反応があったか、ユーザー全体のどれくらいの割合がスタンプカードを利用しているかなど、管理画面上で一括管理し販促戦略に役立てることができます。
ユーザーの反応をレポートで確認できる
上記のスタンプカードやクーポンだけでなく、友だち登録の経過や配信したメッセージの開封率、条件を付けて配信できるステップ配信の状況やメッセージ内リンクのクリック率など、ユーザーにかかわるすべてのデータをレポート形式で閲覧できます。
配信を繰り返す内にユーザーの傾向がデータとして明らかになってきますので、過去のデータを元にさらに効果値の高いメッセージを送ることが可能になります。
LINE公式アカウント導入時の注意点
配信数に合わせてプラン変更が必要
出典:LINE for Business
https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/plan/
※LINE公式アカウントは料金プランの改定を、2023年6月1日に予定しております。
※日割り料金に関しましては2023年2月1日より廃止となります。詳しくはこちらをご確認ください。
LINE公式アカウントは「フリープラン」であれば誰でも無料でアカウント作成が可能です。ですが、ひと月に配信可能なメッセージ通数に上限があり、上限以上のメッセージ配信はできません。(※2)
「ライトプラン」や「スタンダードプラン」であれば配信可能な通数の上限も上がりますが、月額利用料が発生するほか上限を超えれば従量課金制での追加料金が発生します。
そのため、まずはフリープランでアカウント作成し、友だち登録者数が増えてメッセージ通数に限界を感じてきたら有料プランを検討していく方がいいかもしれません。
友だち数も順調に増加し、アプローチできる対象が増えてくるとなると次に気にしなければいけないのは「ブロック(友だち解除)」です。
プライベートのLINEと違い、企業が運営するLINE公式アカウントは意外とかんたんにブロックされてしまいます。
なぜなら、ユーザーは情報配信やクーポンなど目的を持って友だち登録をするパターンが多いため、作成したアカウント内に不明点が多かったり、配信している情報やコンテンツが少なかったり、アカウント設定がしっかりされていないと「ちゃんと情報がくるのか」「必要のないアカウントなんじゃないか」といった疑念を抱かせてしまい、結果としてブロックに繋がってしまう傾向があるからです。
そうならないためにもお客さまの興味、関心を常に引いておくために定期的で魅力のある配信をしなければならず、通常業務の片手間で管理することは難しくなります。
対策として、専門の配信担当者を用意したり、効果値の高い配信内容やユーザー分析のための専門知識を身に着ける必要がありますが、どちらにせよ企業としてはコストのかかることだと思います。
LINE公式アカウントを最大限使いこなすためには
これからLINEで情報配信や販促を行いたい企業さまがより効率的にLINE公式アカウントを運用していくコツとして、可能な限りの労力やコストを外部の会社に委託する、という方法があります。
LINE公式アカウントの設定・運用代行のようなサービスを取り扱うパートナー会社がそれに当たります。
特に、LINE公式アカウントを導入してすぐの企業さまが陥りがちなポイントとして、友だち数を増やすための効果的な運用の仕方や、配信結果を分析しての効果改善の設計などの方法が分からず、今から始めようとすると勉強や事例収集に膨大な時間がかかってしまい断念してしまうというものがあります。
つまり、やみくもにLINE公式アカウントを導入するのではなく、知識や経験を外からしっかりと取り入れる必要があります。
そのため、LINE公式アカウントの運用に強いパートナー会社と一緒に設計・運用していく必要があるというわけです。
確かな知見と実績のあるパートナー会社のサポートを受けることによって、導入初期からスピード感を持って運用開始でき、LINEを通じた販促で高い効果を出すことができます。
導入から運用まで並走してくれるパートナーを選ぼう
弊社バリューワンは、LINE公式アカウントの導入方法から実際の運用までをすべてカバーするサポートサービスを行っております。
株式会社バリューワンは、LINEの法人向けサービスの販売・開発のパートナーを認定する「LINE Biz Partner Program」の「Local Sales Partner」のカテゴリにおいて最上位の「Diamond」に認定されている、株式会社クラブネッツのパートナー企業です。
これまで多くの企業さまのLINE公式アカウント運用を担当させていただきましたが、やはり早い段階で効果の高いLINE販促を実現するには、初期設計から運用まで含めて一緒に並走していただくのが一番の近道ではないでしょうか。
また、友だち獲得に必要な宣伝用POPのご用意や配信代行など、企業さまに合わせた最適なサポート体制をご用意させていただきます。
また、LINE公式アカウントをさらに使いやすくし、セグメント配信や会員連携など多くの機能が使えるようになる機能拡張システム「+DIRECT」もオススメです。
詳しくはこちらの記事もご覧ください