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ハイブリットアプリとは?その特徴とメリット・デメリット、開発のポイントを解説

公開日:    最終更新日:

近年、アプリ開発において広がりを見せている「ハイブリットアプリ」。しかし、ハイブリットアプリの仕組みをしっかりと理解されている方はそう多くはないと思われます。

ハイブリットアプリのメリット・デメリットに加え、その仕組みから開発方法などについての理解を深めることでアプリ開発の幅を広げ、効果的なアプリ開発を行うことができます。

本記事では、ハイブリットアプリに焦点をあて詳しく解説していきます。

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ハイブリットアプリとは?

「ハイブリットアプリ」とは、アプリストア経由でインストールし端末上で動作する「ネイティブアプリ」と検索エンジンから流入しWebブラウザ上で動作する「Webアプリ」の要素を組み合わせたアプリのことです。
有名なハイブリッドアプリとして、GmailやAmazon、Instagram、クックパッドなどが挙げられます。

ハイブリットアプリはWebアプリと同様にWebサイトを作成する技術で開発され、ネイティブアプリのようにiOSやAndroidに対応していますが、Webブラウザ上で動作するWebアプリとは異なり、「WebView」上で動作します。
端末上のネイティブ環境で動作し、コンテンツはWebの仕組みを読み込む構造となっており、異なる2種類のアプリの良いとこどりをしたアプリがゆえに「ハイブリット」と呼ばれているのです。

~ ネイティブアプリとWebアプリについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください ~

ネイティブアプリとWebアプリの違いとは?

ハイブリットアプリの特徴

ハイブリットアプリは、コスト効率、開発のスピードに加え、ひとつのコードベースで複数のプラットフォームに対応できます。
また、Web技術を使用することにより、開発のハードルも低くなるでしょう。

そのメリットに注目が集まる反面、デメリットも存在するため、最適なアプローチを選択するためにも、しっかりとメリット、デメリットを把握した上でハイブリットアプリ開発が適切かどうか慎重に検討することが重要です。

ハイブリットアプリのメリット

ハイブリットアプリには、以下のメリットがあります。

⚫️開発コスト効率化
⚫️ネイティブ機能が利用できる
⚫️メンテナンス負荷が軽減

開発コスト効率化

ハイブリットアプリは、ネイティブアプリより低コストで開発できるメリットがあります。その理由は「マルチプラットフォーム」にあり、どのデバイスにも対応できるためということです。

スマホ向けのネイティブアプリを開発する場合、各OSごとに対応できるアプリを開発しなければなりませんが、ハイブリットアプリの場合、ひとつのコードベースで複数のプラットフォームに対応できるため、低コストで開発できます。

また、HTMLやCSSなどで開発ができるため、使用するプログラミング言語のハードルも低く、ネイティブアプリ開発と比較するとエンジニアの確保がしやすいです。HTMLやCSSなどのスキルをもったエンジニアは比較的多いため、人材育成にかかるコストの削減につながります。

ネイティブ機能を利用できる

ハイブリットアプリでは、カメラ機能やプッシュ通知機能などのネイティブ機能を利用できる点もメリットです。
Webアプリでは利用できないネイティブ機能を、ハイブリットアプリはネイティブプラグインと呼ばれる拡張機能を使用することで、ネイティブアプリと同様に機能を利用することが可能です。

デバイスならではの機能を活用し、ユーザーエクスペリエンスの向上につながることも大きなメリットと言えます。

メンテナンス負荷の軽減

ハイブリットアプリは、メンテナンス負担が少なくてすむ点もメリットです。
iphone、Androidそれぞれでアプリ提供をしていくと、各OSのバージョンに合わせたテスト、アップデートに都度対応していくため負担が少なからず発生してきます。

一方で、Web技術をベースとしているハイブリットアプリの場合、マルチプラットフォーム対応であることや、Webで表示する仕組みのためOSによる影響を受けにくいです。そのため、メンテナンスの頻度や時間を軽減することができるのです。

ハイブリットアプリのデメリット

ハイブリットアプリには以下2点のデメリットがあります。メリットに加えしっかりと把握しておきましょう。

⚫️動作速度が重い
⚫️細やかな機能・仕様変更に対応しにくい

動作速度が重い

ネイティブアプリは特定のデバイス・OSに最適化するよう開発されており、動作速度が非常にスムーズです。
一方で、マルチプラットフォームのハイブリットアプリは、フレームワークを経由してネイティブ機能を利用するため、ネイティブアプリと比較すると動作が遅くなる場合がある点はデメリットと言えます。

細やかな機能・仕様変更に対応しにくい

ハイブリットアプリは、複数のデバイスに対応できるため、パフォーマンスの低下や使用できる機能へのアクセス制限などのデメリットもあります。
また、開発時はフレームワークを使用して開発するため、仕様変更に対応しにくいです。

ハイブリットアプリの仕組み

ハイブリットアプリの仕組みは、スマホ向けのOS(iOSやAndroid)で使われている「WebView」が大きく関わっています。

WebViewとは、スマホ向けのOSで使われる機能のことで、アプリ内でHTMLやCSS、JavaScriptなどのWeb技術で作成されたWebページを表示するためのコンポーネントです。

開発の際にWebViewを使うことで、アプリにWebページを表示するための機能を実装しなくてもアプリ内でWebページを開くことができ、ユーザーはアプリを離れることなくWebページにアクセスできます。
アプリの開発時にWebViewを利用するためのコードを加えるだけで、アプリにWebページを表示することが可能です。このWebViewは、単体ではなくフレームワークと一緒に使われます。

代表的なフレームワークは以下のようなものです。

Apacha Cordova (旧:Adobe PhoneGap)

Adobe製のハイブリットアプリサービス。プログラミング言語はHTML・CSS・JavaScriptを使用し、ネイティブアプリと同等の機能を持つハイブリットアプリのフレームワーク。加速度設計やカメラなど端末機能を活用したハイブリットアプリを開発できます。

React Native

Mate(旧:Facebook)が開発したJavaScriptのフレームワークで、ひとつのコードでiOS・Androidの両方で動作するアプリの開発が可能です。

Flutter

Googleが開発したハイブリットアプリ開発アプリで、Dartというプログラミング言語を使用しハイパフォーマンスや美しいUIの実現が可能です。

Monaca

HTML5アプリ開発のクラウド型Webサービス。国産フレームワークなので日本語の情報が豊富です。

lonic

Angularの力を活用したハイブリットアプリ開発フレームワークで、プログラミング言語はHTML・CSS・JavaScriptを使用します。豊富なコンポーネントが揃っており、デザインがしやすい。

このようなフレームワークには、ハイブリットアプリの開発に必要な機能・仕組みが含まれています。選択するフレームワークは、開発スキルをはじめプロジェクトの要件に応じて検討する必要があるでしょう。

ハイブリットアプリの開発方法

ハイブリットアプリは、以下のステップで開発していきます。

ステップ1:企画立案

アプリを開発する目的を明確にし、アプリの企画や設計、どのようなネイティブ機能を利用するか決める

ステップ2:外部設計

パートナー選定(アプリの開発会社)とフレームワークの選定。
開発ツールと使用するフレームワークの選定に関しては、前述にある代表的なフレームワークをはじめ適切なフレームワークを選ぶことが重要です。

ステップ3:内部設計

利用するフレームワーク選定後、制作の開始。

ステップ4:ストア申請・公開

アプリ作成後、ストアにリリース。
iOSやAndroidともにストア申請後、審査を通過する必要があります。

ハイブリットアプリとその他のアプリの違い

スマホの普及に伴い、アプリの開発手法も多様化しているため、アプリの種類・特徴は把握しておくことが、高品質なアプリ開発・ユーザーエクスペリエンス向上へとつながっていきます。

ここからは、ハイブリットアプリとその他のアプリ(ネイティブアプリ・Webアプリ・PWA)の違いについて解説していきます。

ネイティブアプリとの違い

ネイティブアプリとは、iPhoneのApple storeやGooglesのPlayストアからアプリをダウンロードし、スマホやタブレットにインストールして使用するタイプのアプリで、Objective-C・Swift・Javaなど、特定のデバイスやOS向けに設計・開発されているので、デバイスに備わっている機能を最大限に引き出し、深くアプリを開発することが可能です。

機能にこだわったアプリが作りたい場合にはおすすめですが、その分、より専門的なWeb技術を要するためコストがかかります。

その点、ハイブリットアプリは各OSに対応できるマルチプラットフォームで開発されるため、深いプログラミング言語が不要で技術的なハードルも低いので開発スピードが早く、コストを抑えて開発できる点がネイティブアプリとの大きな違いです。

Webアプリとの違い

Webアプリとは、Webブラウザ上で動作するアプリのことです。

ブラウザを通じてコメントの投稿やデータ加工、商品購入など双方向のコミュニケーションを可能にすることが特徴ですが、Webブラウザ上で使用する仕組みのため、ネット環境が整っていることが条件となります。

ハイブリットアプリもWebアプリと同様にWebの仕組みを利用してWebページを表示しますが、動作はWebブラウザ上ではなく、「WebView」上で動作します。

また、Webアプリはネット環境に影響されますが、ハイブリットアプリはオフライン下での利用も可能です。

開発コストに関してはWebアプリの方が安い傾向ではありますが、マーケティング施策として効果的なプッシュ通知機能などのネイティブ機能が利用できない面ではハイブリットアプリに劣ります。

PWAとの違い

PAW(プログレッシブウェブアプリ)とは、Webコンテンツをアプリのように端末にインストールすることができ、ネイティブアプリのように使用できるWebアプリです。
PWAは端末のホーム画面へアイコン化され、プッシュ通知機能などアプリ同様の使用が可能なため、
「アプリのように動作可能なWebサイト」ということです。

ハイブリットアプリとよく混合しがちですが、大きな違いとして、表示方法が異なります。
PWAは、WebサイトへアクセスしWebブラウザ上で表示される仕組みに対して、ハイブリットアプリはWebの仕組みを利用し、アプリストア経由でインストールして端末上に表示されるという点です。

ハイブリットアプリの活用に向いているのは

ハイブリットアプリは、店舗向けアプリや動作速度が懸念されないアプリに向いています。
ネイティブアプリに比べ、開発コストが抑えられ、リリース後やアップデート時のメンテナンスも容易です。

また、プッシュ通知機能などのネイティブ機能が活用できることにより、マーケティング施策を打つこともでき、アプリ利用継続率が上がりやすいことや、アクティブ率・CVRの向上につながるため、ECストアなどが向いていると言えます。

ハイブリットアプリを開発する時のコツ

ハイブリットアプリを開発する上でのコツとして、以下の3点が挙げられます。

開発費用と費用対効果を考える

ハイブリットアプリの開発は、コスト効率をはじめスピード感、メンテナンスの容易さなど多くのメリットがあります。
そのため、複数のプラットフォームで展開していく場合には、大幅な開発費用の削減が実現でき、費用対効果が高いと言えますが、細やかな機能やハイパフォーマンスを求める場合はネイティブアプリの方が適していることもあるので、要件や目的に応じて慎重に検討することが重要です。

アプリの設計を綿密に練る

アプリの種類をしっかりと把握・理解した上で、綿密にアプリの設計を練ることが重要となります。
ハイブリットアプリ・ネイティブアプリ・Webアプリ、それぞれのメリット・デメリット、特性を把握した上で、アプリを開発する目的・ターゲットユーザーを明確化し、綿密な設計を練ることが、開発中のリスク最小化・リリース後のバグを防止し、ユーザー満足度を高めることができます。

開発ツールを活用する

コスト効率の高いアプリを開発するために開発ツールを活用することで、効率的に高品質なアプリを開発することができます。
そのためにも、フレームワークの特性から、自社に合った・要件に応じたツール選定が必須となるでしょう。

開発ツールとは、分かりやすく言うと、アプリ開発を支援するためのツールです。

クラウドベースで提供される開発ツールを導入することにより開発環境を構築する手間を省くことができ、開発期間の短縮につながると同時に、テンプレートを活用することでコードを書く時間を削減でき、開発工数が短縮できるのでコスト削減にもつながります。
アプリ開発ツールも様々あるため、実装したい機能を搭載できるのか(開発したいアプリが作れるのか)を調査し、自社にとって最適な開発ツールを選定し活用しましょう。

自社サービスとの相性を見極めてアプリを開発しよう

各OSをひとつのコードで動作させ、開発コストから工数を削減できる、ネイティブアプリとWebアプリのいいとこ取りアプリ「ハイブリットアプリ」

今回は、ハイブリットアプリについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?自社サービスにマッチするアプリはどのアプリにあたるのか。
ハイブリットアプリ・各アプリの特性を理解し、自社サービスとの相性を見極めてアプリ開発を進めてください。

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