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アプリとWebサイトの違いとは?それぞれの特徴やメリット・デメリットをご紹介

公開日:    最終更新日:

アプリとWebサイト、それぞれどのような違いがあるのかご存知でしょうか?
現在では、利用者がSNS上での口コミや検索ランキングを閲覧して店舗を訪れるケースがほとんどであるといえます。
そのため、アプリやWebサイト等を活用し、オンラインでの集客や宣伝活動で顧客接点をもつ店舗が増えてきています。一方で、アプリとWebサイトの違いや使い分け方について理解しきれていない人も多いのではないでしょうか。

この記事では、アプリとWebサイトそれぞれの特性を明らかにし、異なる通信状況でどのように機能するか、また適切な使い分け方について解説します。
より効率的なオンライン戦略を展開するためにも是非参考にしてください。

アプリとWebサイト、それぞれの特徴とは

アプリとWebサイト、それぞれどのような特徴があるのか解説します。

アプリ

アプリケーションは基本的にソフトウェアであり、使用する前にデバイスにインストールする必要があるのが特徴です。デバイスには、スマートフォンやタブレットなど、様々な携帯端末が対象となります。

アプリには、大きく分けて二つのタイプが存在します。

1つ目が、ネイティブアプリです。これは、デバイスの機能を最大限に活用する設計がなされており、その結果、ユーザーには高速な処理速度と洗練されたユーザーインターフェースが提供されますが、開発には高額なコストがかかることが多いです。

2つ目が、ハイブリッドアプリです。Web技術を取り入れたアプリのことで、ネイティブアプリと比べてコストを抑えつつ、多機能性を持たせることが可能です。

最大限機能面にこだわるのであれば、ネイティブアプリがおすすめで、コストパフォーマンスを重視するのであれば、ハイブリットアプリがおすすめです。

Webサイト

Webサイトは、インターネットに接続し、ブラウザを通じてアクセスできるホームページの集まりです。
このアクセス性は、インターネットに接続されている全てのユーザーが利用可能である点が特徴です。
しかし、Webサイトにはアプリケーションが提供するような直接的な通知機能「プッシュ通知」がないため、情報の配信が受動的になりがちです。

結果として、ユーザーは主に記事内容を読む形で情報を得ることになります。

アプリとWebサイト、何が違う?

アプリとWebサイトの違いについて、以下の4つの観点で解説します。

●インストールの有無
●通信速度の違い
●機能面の違い
●見た目の違い

インストールの有無

アプリは、使用するためにデバイスへのインストールが必要なのに対し、Webサイトはブラウザを通じてアクセスされる点です。
アプリをダウンロードする際にはデータ通信量が発生するため、ファイルサイズが大きいアプリの場合、多くのデータ量を消費します。
そのため、特にスマートフォンでのインターネット速度に影響を与える場合があります。一方で、Webサイトはインストールなしにブラウザから直接アクセスできるため、即座に情報を得ることが可能です。

通信速度の違い

アプリとWebサイトでは、データ通信のスピードに大きな違いがあります。

Webサイトは、情報の取得のために常に電波を介してサーバーと通信する必要があるため、その通信速度はインターネット回線速度の影響を受けやすいです。
それに対しアプリは、インストール時に必要なメニューやグラフィックスをデバイスに保存しておくことができます。そのため、電波が必要なのはコンテンツの更新時のみとなり、通信量を抑えることができます。
回線速度に影響されにくいアプリは、Webサイトと比べ通信速度が速いためユーザーのストレスが少なくなります。

機能面の違い

アプリとWebサイトでは、機能にも大きく違いがあります。

アプリは、ユーザーの直接的な操作、例えばタップやスワイプをすることで情報が得られます。これは、アプリが「動的」であることを示します。

一方で、Webサイトは「静的」な性質を持つことが特徴です。

Webサイトにも動的要素は存在しますが、それはSNSの統合や特定のプログラミング機能に限られ、アプリほどではありません。

また、アプリは利用者に対し、プッシュ通知やニュースの更新など、直接的な情報提供を可能にする特徴を持っています。

そのため、アプリはユーザーの関与を積極的に促すことができます。

ホーム画面のアイコンの有無

アプリとWebサイトは、外見上にも大きな違いがあります。

具体的には、アプリをインストールする際には、デバイスのホーム画面にアイコンが追加され、それがユーザーの目に毎回触れることになります。

一方で、Webサイトはインターネットを通じてアクセスするためで、ブラウザを閉じればその存在は目に見えなくなります。

この「アイコンの有無」は、アプリとWebサイトの視覚的な違いとして挙げられるでしょう。

「アプリ」「Webサイト」それぞれのメリット・デメリット

次に、アプリとWebサイトのそれぞれのメリット・デメリットについて解説します。

「アプリ」のメリット

Webサイトとの違いでも解説しましたが、アプリの最大のメリットはアイコンがデバイスの画面に常に表示されることです。

アイコンが常に表示されていることにより、ユーザーが自分のスマートフォンやタブレットを使う度に企業や店舗のロゴを目にするため、ユーザーとの親密感が増します。

さらに、アプリはブラウザを介してアクセスする必要がなく、アイコンをタップするだけで直接アクセスできるため、操作もスムーズに行えます。
また、プッシュ通知機能を利用して、セールや特別なお知らせを直接ユーザーに通知することが可能です。

プッシュ通知機能は、効果的なマーケティングツールとしても機能し、特定のターゲットに向けた情報提供が可能です。

「アプリ」のデメリット

アプリにはデメリットも存在します。

アプリはインストールされなければその機能を発揮できないという点で、ユーザーにインストールしてもらうまでの障壁が高いという点がデメリットといえます。

そのため、アプリをリリースする際にはダウンロードを促すための施策が重要になります。

また、アプリのダウンロードやアップデートには大量のデータ通信が必要となるため、ユーザーのデータ通信量に負担がかかってしまいます。

アプリの内容を適切に管理し、過度にデータを消費しないよう配慮することが求められます。

「Webサイト」のメリット

Webサイトの主なメリットは、利用開始のハードルが非常に低いことです。
アプリのようにインストール

する必要がなく、ユーザーがインターネットを通じて直接アクセスできます。

そのため、知名度がまだ低い企業や店舗でも、検索エンジンの最適化(SEO)や広告キャンペーンを通じて訪問者数を増やし、自社を広く知ってもらう機会を作り出すことが可能です。

初期段階での知名度向上には、Webサイトの存在が大きな助けとなるでしょう。

Webサイトのデメリット

Webサイトには顧客を固定化することが難しいというデメリットがあります。

ユーザーがブラウザを閉じれば、そのサイトは視界から消えてしまうため、同じユーザーに再訪してもらうためには、改めて検索してもらうか、リンクを通じてアクセスしてもらわなければなりません。

新しい企業やまだあまり知られていないサービスは、情報の海に埋もれてしまう可能性が高いです。

また、顧客が一度サービスを利用した後、持続的に関係を築くための戦略が必要になります。

Webサイトはアクセスしやすさと広範囲にわたるリーチが魅力ですが、顧客の維持とエンゲージメントの維持にはさらなる施策が必要です。

アプリとWebサイトで効果的なのはどっち?

「アプリとWebサイト、どちらがより効果的に集客できるのか?」という点が気になる方も多いと思います。

ここでは、実際にどちらが効果的なのかについて、これまで説明してきたそれぞれの特徴やメリット・デメリットを踏まえ、解説します。

ターゲットに違いがある

ターゲットによって、効果的なツールがアプリかWebサイトかが異なってきます。アプリは、すでにブランドと親しんでいるリピーター向け、Webサイトは新規顧客の獲得に適しており、この違いでどちらを選択するのか決めるとよいでしょう。

新規顧客にとっては、アプリのダウンロードはハードルが高く、

逆に、既存顧客が定期的にWebサイトを訪れることは少ないといえます。

したがって、ブランド認知度とターゲットユーザーの動向を理解し、アプリとWebサイトのどちらがターゲットユーザーに適切にリーチするかを適切に評価することが重要です。

利用ユーザー属性を分析して見極める

事業戦略を練る際は「ユーザー属性」の理解が重要です。

ユーザー属性とは、新規顧客とリピーターの比率、年齢層、および顧客の特性を指します。

たとえば、観光地のような人口が少ない地域の商店で、年に一度しか来ないかもしれないリピーターに頼るよりも、Webサイトを利用して広範囲からの訪問者を引き寄せる方が効果的です。

高齢者が主な顧客層である場合は、操作が簡単なWebサイトの方が好まれるでしょう。

逆に、スマートフォンの普及率が高く、若年層が多い市場や、リピート購入率が高くブランドの認知度も高い場合は、アプリの利用が適しています。

アプリを通じてプッシュ通知やクーポンを積極的に提供することで、リピーターを増やし、購入単価の向上につながります。

アプリとWebサイトは併用するのも効果的

どちらかに利用ツールを絞るのではなく、アプリとWebサイトを組み合わせることも、効果的で相乗効果を期待できます。

組み合わせて使用する場合、初期投資と維持費は発生しますが、それにより新規顧客の獲得とリピーターの確保を一度に達成することが可能になります。

特にアプリは既存顧客との接点強化に、Webサイトは新規顧客の獲得に適していますので、ターゲット市場の重複を避けられるでしょう。

2つツールを上手に使い分けることで、売上増加、効果的な集客戦略の展開、リピート購入の増加、そして平均顧客単価の向上が期待できます。

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競合他社の選択肢もチェックしよう!

アプリとWebサイトのどちらを選ぶか決定する際には、競合他社の戦略も参考にすることが重要です。

競合がアプリを使用して顧客とのエンゲージメントを高めている場合、あなたのビジネスもアプリを検討すべきかもしれません。

また、彼らがWebサイトに重点を置いている場合は、その効果と適用可能性を分析することが効果的です。

競合の戦略を理解することで、市場内での自社のポジションを強化し、より効率的な顧客アプローチを計画できます。

アプリは大きく2種類に分けられる

冒頭でも説明しましたが、「アプリ」は主に「ネイティブアプリ」「Webアプリ」という2つのカテゴリーに分けられます。
それぞれのアプリの種類が持つ固有の特性を詳しく説明するとともに、具体的な制作コストや開発期間についても紹介します。

「Webアプリ」

「Webアプリ」とは、インターネットブラウザを通じて利用されるアプリケーションを指し、ネイティブアプリと異なりデバイスへのインストールが不要です。
例えば、GoogleサイトのようなサービスがWebアプリに該当します。

ユーザーはデバイスのCPUやストレージの容量を気にせずにアクセスでき、インターネット接続があれば、どのデバイスからでも簡単に使用できるため、アクセスの手軽さが大きなメリットです。
さらに、Webアプリはオンラインでアカウントを持つことが一般的で、異なるデバイス間で同じ設定やサービスを継続して利用できるのも魅力的な特徴です。

下記は、Webアプリの開発費用の相場です。

●掲示板:30万円〜
●口コミサイト:40万円~
●CMCやECサイト:50万円〜
●SNSやマッチングサイト:100万円〜

「ネイティブアプリ」

「ネイティブアプリ」とは、特定のデバイスやオペレーティングシステムで直接動くアプリケーションソフトウェアです。
多くのスマートフォンアプリがこのタイプに分類されます。

ネイティブアプリの主な利点は、デバイスに直接インストールされるため、インターネット接続なしにも動作可能であり、反応速度が速いことです。
さらに、デバイスのカメラやGPSなどの機能を直接利用できるため、プッシュ通知や位置情報サービスなどを効果的に活用できます。

下記は、Webアプリの開発費用の相場です。

●SNS、位置情報系:500万~1,000万円
●ゲーム系:300万~1,000万円
●ECアプリ系:100万~300万円
●SNSやマッチングサイト:100万円〜
●通話、メッセージ系:100万~500万円
●ツール系:50万~300万円
●アプリ内課金、多言語、マップ対応:各10万~20万円

~ アプリの種類やそれぞれの違いについてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください ~

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Webサイトとアプリを上手く使いわけるには?

WebサイトとWebアプリ、さらにネイティブアプリを上手く使い分けるためには、「だれが」「どのように」「どこで」使用するか分析をすることがポイントです。。

「だれが」「どこで」「どのように」を使い分ける

既存顧客に焦点をあてる場合であれば、リピート利用することにメリットを感じてもらいやすいコンテンツを自社アプリで提供するなど、「だれが」「どこで」「どのように」を設計することが重要です。

例えば、ポイントカードや割引クーポンが良い例です。
Webサイトの場合は、潜在的な新規顧客向けに設計するのが適切です。これには、プロモーションキャンペーンや新製品の広告ページが含まれます。これらの戦略は、新規顧客を引き付け、興味を持続させるのに役立ちます。

下記の表は、Webサイトとアプリのユーザーの利用状況を比較したものです。

Webサイトからアプリへ誘導する

次の手順に従うことで、Webサイトからアプリへ誘導し集客効果を高めることができます。

●Webサイトを立ち上げ、認知度を向上させつつ新規顧客を引きつける。
●定期的に利用する顧客が増加することを見て、アプリの開発に取り掛かる。
●アプリ公開後、Webサイトの訪問者をアプリに移行させることでユーザー基盤をアプリにシフトさせる。
●Webサイトを通じて新規ユーザーを獲得し続ける一方で、アプリを使って既存ユーザーを維持し拡大する。

運用後のトラブルに事前に備える

運用後のトラブルを事前に押さえておくことも非常に重要です。

以下のようなトラブルが挙げられます。

●OSのアップデートでアプリが起動しなくなった
●Webサイトのトラブル:担当者が辞めてしまって設定が分からない

Webサイトの管理者や外部のサービスプロバイダーが交代する際には、ログイン情報の喪失やアクセスの問題が発生する場合があります。
これにより、Webサイトの更新作業が停止するリスクがあります。

このような事態を避けるため、Webサイトの運営に関わる重要な情報は、組織内で一元的に管理することが推奨されており、情報の継承がスムーズに行われ、Webサイトの運用が円滑に進むでしょう。

リピーター獲得にはアプリが効果的

ネイティブアプリは、特定のデバイスやオペレーティングシステムに最適化されているため、リピーター顧客の獲得には特に有効です。デバイスの機能を最大限に活用し、高速な操作性やプッシュ通知のような直接的なユーザーへのアプローチが可能です。

しかし、その開発には高いコストがかかり、プログラミングスキルや専門的な知識が必要なため、開発予算が重要な検討事項となります。
最近では、低コストかつ専門知識がない人でも簡単にアプリ開発を可能にするノーコード開発ツールが提供されています。
コーディングの経験が少ない人や、知識のない人でも使いやすく、時間とコストも大幅に削減できるため、初めてアプリ開発に挑む企業やスタートアップには特におすすめです。
このようなツールを利用することで、ネイティブアプリの持つ強みを保ちつつ、開発のハードルを下げることが可能になります。

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