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ゴルフ場の効果的な集客とは?課題と売上向上の方法を紹介します

2023.12.27

ゴルフ場の運営に関して「集客方法がわからない…」「集客方法を見直して売り上げに繋げたい」などのお悩みはありませんか?日本は世界でもゴルフ場の数が多いと言われており、数あるゴルフ場の中で差別化を図り、集客に繋げることは容易ではありません。

そこで本記事では、ゴルフ場の効果的な集客方法、課題とポイントに関してご紹介します。
お悩みの方はぜひ参考になさってください。

ゴルフ市場における現状

ゴルフ場運営においては、一般的に以下のような問題が生じやすいです。
現状の問題や課題を明らかにし、それぞれ対策を打ちましょう。

ゴルフ場における集客の課題

国内におけるゴルフ場の来場者数の推移などから今後予想される傾向や、今後必要になる対応などについて解説します。
具体的にゴルフ場運営における集客の課題として以下の物があげられます。

・ゴルフ人口数
・他ゴルフ場との差別化
・顧客の年齢層

それぞれどういうことなのか以下でより詳しく見ていきます。

ゴルファーの減少

日本全体の人口が2008年以降減少を続けており、今後も減少し続けるとの推測が出ています。
主なゴルファーの年齢を15歳から64歳と仮定すると、2020年は約7500万人いたところ2040年の推測データでは約6000万人と減少する見込みです。
また1990年代に一億人前後で推移していたゴルフ場利用者数も、2018年には8500万人を切り、減少傾向が続いています。

参照①:【ゴルフ場集客】リピーターを増やして売上を伸ばすには顧客情報の活用が鍵!
参照②:日本のゴルフ人口は700万人強か ゴルファー率は男性10人に1人・女性50人に1人

差別化が難しい

ゴルフ場利用者にとって、ゴルフ場ごとに違いがあると考える方は少なく、コース数、設備のきれいさなど最低限利用ができれば、どのゴルフ場でもこだわりがないという方もいます。

同じサービスを提供する中で、利用者を獲得するためには、価格、アクセスの良さ、施設のきれいさ、コースの豊富さなど、自社ならではの特徴を明確にする必要があります。

若年層へのアプローチ不足

ゴルフは年配の方がやるスポーツという印象が強く、服装や慣習など初心者には難しいルールなどが細かくあることから、若年層には馴染みがないとされています。

他にもゴルフはあまり声を出して騒ぐことがタブーとされているため、若年層がゴルフを始める機会が少ないと言われています。
そのため、若年層や初心者を新規顧客として獲得できるようなサービスが求められます。

効果的な集客のためのポイント

では具体的に集客に必要なことはどういったことでしょうか。

1.目標を設定する

まずは目標を定めましょう。
年間の売上予算に対し、新規・リピーター客数と客単価に分けて数値化します。
これをすることで、効果測定と実際の検証ができます。

また予想効果を想定した上で施策を行うため、効率良く今後対応するべき施策の方向性を定めることができます。

2.ゴルフ場の強みを活かす

そして他のゴルフ場に負けない自社ならではの強みを見出すことが大切です。
コースの立地や天候などの外的環境や、サービス内容・質・料金などの内的環境それぞれの視点で強みを見つけましょう。

また利用者の属性を分析し、その属性に該当するような提案を行うと、そのゴルフ場の強みとして付加価値を提供できます。

3.現状の顧客情報の分析・活用をする

現在利用している顧客の属性を知ることは非常に重要です。

・新規顧客が増え、リピーターだけ減っている
・新規顧客が増え、リピーターも増えている
・新規顧客が減り、リピーターだけ増えている
・新規顧客が減り、リピーターも減っている

こうした4つの状況を仮定し、自社がどのケースに該当するか明らかにしましょう。
それぞれのケースにあった集客の施策を打つことが求められます。

4.カスタマージャーニーマップを作成する

カスタマージャーニーマップとは、顧客がサービスを認知してから購入・利用に至るまでのプロセスを可視化したもののことを指します。

例えば、グラフにした際に、横軸には、サービスを認知してもらう段階、予約をしてもらう段階などの顧客の行動段階を記入し、縦軸には顧客の感情や行動履歴を記入します。
これによって顧客の心理が理解できたり、課題が明確になり、施策を考えやすくなります。

5.顧客との接点ごとに施策を実施する

カスタマージャーニーマップで設定した顧客の行動段階ごとの施策を実施しましょう。
例として下に3つの段階で考えられる施策を紹介します。

認知段階
課題:ターゲットに認知してもらえる広告が出せているか
施策:特定のキーワードで検索したユーザーに絞り、施設のホームページに誘導する広告を出す

・予約段階
課題:予約の仕方がわかりづらい
施策:予約サイトの新設、LINE・アプリを利用しての予約

・リピート段階
課題:リピーターの獲得ができていない
施策:LINEの友達追加やアプリダウンロードで次回予約を簡単にする、リピーター限定の割引券配布

6.効果検証を実施する

最後に必ず行って欲しいのが効果検証です。
毎日の来客に対して、以下の項目でチェックを行いましょう。

・新規顧客とリピーターの人数実績
・客数の前年比
・予算と実績の差
・施策実施前後の各数値の変化

これらを日々確認し、施策の影響がどのように出ているのかを明確にできるようにしましょう。

集客・売り上げをアップさせるための方法とは

続いて、具体的に集客・売上をアップさせるために行える施策を紹介します。

・看板

1点目は看板を出すことです。

道路沿いに設置することによって、通りすがった人を新規顧客として獲得したり、ゴルフ場のわかりやすい目印にもなります。ゴルフ場へスムーズに誘導できる点で看板はおすすめの施策です。顧客は看板を見て、ゴルフ場についての印象を抱くため、印象に残りやすいものや、その店の雰囲気が伝わるようなデザインの看板が好ましいでしょう。

・ホームページ

特に初心者やゴルフに馴染みのない方などによく利用されるのがホームページです。

初心者やゴルフに馴染みのない層に向けて、サービスの詳細や料金がわからないなどの悩みや疑問が解消できるような内容を掲載し、発信していきましょう。
主に施設の概要や設備、料金、スタッフの紹介、口コミなどの情報を載せると良いでしょう。その他、その店ならではの強みや特徴を掲載することで、他店との差別化を図りやすい施策です。

・SNS

SNSは顧客との接点を作りやすく、顧客ニーズに関する情報を集めたり、店舗の最新情報を伝える点でも非常に便利です。

店舗の情報やキャンペーン情報を発信するだけでなく、質問などを集めてそれに回答したり、簡単なレクチャー動画などを発信すると、顧客満足度の向上に繋がります。

・差別化を図る

他店舗との差別化を図るためには、他店の情報収集から始めましょう。
コーヒーマシーンを設置し自由に使えるようにしたり、お得なレンタルプランを用意したりなど施策は様々です。
その店舗の顧客層を考慮した上で、サービス内容を考えましょう。

ゴルフ場集客におすすめのツール・手法

ここまでおすすめの施策について紹介しましたが、集客施策を効率よく行うためにはツールの活用は欠かせません。おすすめのツールや手法を以下で紹介します。

1.メール

メールマガジンは、利用者や今後利用を検討してメールアドレスの登録をした顧客に対して情報を定期的に発信できるツールになります。
発信する際は以下の内容を参考にしましょう。

・利用するメリットの発信
メールを用いて、ゴルフ場を利用するメリットを配信することができます。
店舗の良さやサービスの良さ、それに合わせてその店舗を利用することで得られる価値を伝えることが重要です。店舗の強みと顧客視点で考えたメリットを配信しましょう。

・クーポン配布
キャンペーンやお得な限定クーポンなどの配信をすることで、メール会員への未登録者に対し、登録意欲を高めることができます。
またクーポンを利用するため、来店のきっかけを作ることができます。
利用して欲しいサービスのクーポン券を配信したり、今後導入を検討しているサービスを試験的に導入し、反応を伺うことなどもできます。

・ステップメールの活用
顧客の行動に合わせて、自動で順番に追客メールが送られるステップメールの配信を行うこともできます。
一斉に配信するメールマガジンと違い、その顧客の状況に応じた内容が配信されます。
例えば以下のタイミングと内容の配信が考えられます。

・予約した際にお礼と日時確認
・予約日前日にゴルフ場の施設や設備案内
・予約日当日に天候情報のお知らせ
・プレー終了後にお礼とアンケート
・プレー終了後に次回利用可能なクーポン配信 など

ステップメールを活用すると、新規顧客の獲得はもちろんのこと、リピーターを獲得しやすくなります。

2.LINE

LINEは公式アカウントを開設すればすぐに利用できるツールです。
主な活用方法について以下で紹介します。

・リッチメニューの活用
リッチメニューとはLINEの画面上に2〜6分割されたバナー表示のことを指します。
自社ホームページのリンクを掲載したり、店舗までの経路案内、設備紹介、ゴルフレッスン動画など、様々なリンクを掲載し、誘導することができます。これによって顧客は情報を簡単に仕入れたり、スムーズに予約を行えるようになります。

・アンケート機能の活用
LINE内のリサーチ機能を用いてアンケートを行うこともできます。店舗を知ったきっかけや、サービス内容に関しての感想などを簡単にリサーチすることができ、顧客の意思をより反映しやすくなることで、サービスの向上に役立てます。

・ステップLINEの活用
前述したステップメールはLINEにおいても効果的です。
ステップLINEは顧客ごとに、メッセージの既読率やリンク先の閲覧回数などで分類し、各顧客に応じた配信を行うと良いでしょう。

3.Instagram

Instagramは動画や写真を用いて情報を発信できるツールです。
発信する際は以下の点を意識しましょう。

・限定配信
Instagramでは投稿だけでなく、ライブ配信やストーリー(24時間限定のショート動画)での配信も可能です。施設や各コースの解説を行ったり、Instagramの利用率が高い若い世代に対して情報発信をする機会に適しています。

・投稿による新規顧客の獲得
投稿はフォロワーだけでなく、新規ユーザーも閲覧できます。
そのため新規顧客の獲得のチャンスとして活用できます。

写真や動画を発信できる特性を活かし、コースの写真を載せたり、周辺の自然環境の良さをアピールするなど、初見で好印象を与えられるような内容を配信しましょう。

・投稿キャンペーンの実施
Instagramでは自分のアカウントで発信することも重要ですが、利用者に宣伝してもらうこともできます。
ゴルフをしている姿を投稿する際に公式アカウントをタグ付けしたり、ハッシュタグをつけてもらうことで、そのアカウントのフォロワーにも認知してもらうことができます。
積極的に発信してもらうために、投稿キャンペーンなどを行うと良いでしょう。

4. 自社アプリ

ゴルフ場の運営において一番おすすめの方法がアプリの利用です。
主な活用方法について以下で紹介します。

・プッシュ通知でタイムリーな情報発信
アプリを導入することで、プッシュ通知で情報発信をすることが可能になります。プッシュ通知はスマホのホーム画面への表示、バイブレーションなどで、気づきやすい仕組みとなっています。
そのため、ゴルフ場の利用状況に合わせて「本日予約可能です」などの情報をタイムリーに発信することができます。

・ポイントカードや会員証で顧客ロイヤリティの向上
ポイントカードや会員証は、ユーザーがゴルフ場を利用すればするほどポイントやランクが溜まっていき、来店促進の仕組み作りを簡単に行うことができます。アプリを導入することにより、カードの紛失を防ぐだけではなく、顧客情報を楽に管理できます。

・クーポンの配布で再来店促進
クーポン機能は、顧客に割引や特典をアプリで提供できる便利なツールです。「雨の日限定」や「女性限定」など条件付きでのクーポン配信も実施できるため、ターゲットに合わせた訴求方法が可能です。

まとめ

いかがでしたか?
本記事では、ゴルフ場の効果的な集客方法、課題とポイントについて解説しました。
効果を得られるよう、今回紹介した内容を参考にしながら、自社に適した集客方法を検討してみてはいかがでしょうか。

また、検討や導入した段階で、思うように効果が出ない場合や行き詰まった場合は、プロに相談したり、サービスを活用するのも一つの手です。
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