「メッセージを送っているのに、開封されない」
「クーポンの配信もスルーされてしまう」など・・・
LINE公式アカウントにおける運用の悩みはありませんか?
気軽に情報発信ができるLINE公式アカウントの配信では、一瞬で目を引き、行動させる工夫が不可欠です。
本記事では、ユーザーの無意識に働きかけ、開封率やクリック率、さらには購買行動までを自然に引き出す13の心理テクニックをご紹介します。「読まれないLINE」から「行動を起こすLINE」へ、今日からすぐに実践できるヒントが詰まっているのでご覧ください。
1. LINEの配信における悩み
1.1 メッセージが開封されない
InstagramやX(旧Twitter)のような、ユーザーが自分の興味関心に合わせて能動的に情報を探すSNSとは異なり、LINE公式アカウントはユーザーへ直接情報発信ができる「プッシュ型」のチャネルのため、高い開封率が期待できます。
しかし実際には、「配信しても開封されない」といった悩みを抱える担当者も多くいます。これは、通知が埋もれてしまう、またはユーザーが「重要な情報ではない」と判断してスルーしてしまうことが主な要因で、頻繁すぎる配信や興味関心に合わない内容が続くと、ユーザーは通知そのものに対して無意識に開かない習慣を持ってしまいます。
1.2 開封後の反応が薄い
メッセージが開封されたにもかかわらず、クーポンの使用やキャンペーンの応募といった次のアクションにつながらないケースも多く見られます。
キャンペーン情報がテキストの中に埋もれている、ビジュアルが目立っていない、などの要素があるとユーザーの注意を引くことができません。
また、リンク先が複雑だったり、利用条件がわかりにくい場合も、離脱の原因になります。
2. 心理学×LINE配信がなぜ効果的なのか?
2.1 LINEのメッセージは「パッと見」の印象が勝負
LINEは、今や多くの人にとって日常生活に欠かせないコミュニケーションツールです。しかし、その手軽さゆえに、企業からのメッセージは大量の情報の中に埋もれやすくユーザーは「パッと見」の印象で、そのメッセージを読むか否かを判断しています。
スマートフォンの画面をスクロールする際、ユーザーは非常に短い時間で視覚情報を処理し、興味のない情報は瞬時にスキップします。そのため、配信するLINEメッセージは、一瞬でユーザーの注意を引きつけ、内容の重要性や魅力を直感的に伝える必要があります。
心理学は、この「パッと見」の印象を最大限に活用するための強力な武器となります。
2.2 心理効果を活用すれば、自然とアクションを促せる
「パッと見」でユーザーの興味を引いたあとは、次のアクションに繋げる必要があります。単に情報を伝えるだけでなく、ユーザーに特定の行動(商品の購入、クーポンの利用、イベントへの参加など)を促したい場合、心理効果の活用は非常に有効です。人は論理的な判断だけでなく、感情や無意識のバイアスに影響されて行動を決定することが多いため、心理学的なアプローチはユーザーの「行動したい」という気持ちを自然に引き出すことができます。
3. すぐ使える!配信に活かせる心理テクニック13選
ユーザーの心を掴み、具体的な行動を促すためには、心理学の知識が非常に役立ちます。ここでは、LINEの配信にすぐに取り入れられる13の心理テクニックと、その具体的な活用例をご紹介します。

3.1 バンドワゴン効果
「バンドワゴン効果」とは、多くの人が所有していたり利用していたりするものほど需要が増える効果のことです。周りの人がみんな持っているから自分も欲しいと思ったり、流行に乗り遅れたくないと思う心理が働きます。
LINEの配信では、商品の人気やキャンペーン参加者の多さをアピールすることで、ユーザーの購買意欲や参加意欲を高めることができます。
活用例
「【大人気!】発売からわずか3日で〇〇個突破!今すぐチェック!」
「【〇〇人が参加中!】LINE限定キャンペーンは残りわずか!」

3.2 スノップ効果
「スノップ効果」とは、多くの人が持っているものや流行しているものには価値を感じず、希少性や排他性のあるものに魅力を感じる心理です。バンドワゴン効果とは対照的で、特別感を演出することでユーザーに響くメッセージを届けられます。
活用例
「【VIP会員様限定】一般公開前の特別クーポンをプレゼント!」
「【入手困難】幻の逸品が、わずか〇点だけ入荷しました」

3.3 アンカリング効果
「アンカリング効果」とは、最初に提示された情報(アンカー)が、その後の判断や評価に無意識のうちに影響を与える心理現象です。比較対象となる価格や情報を示すことで、お得感を強調し、ユーザーの購買判断を促すことができます。
活用例
「通常〇円のコースが、LINE限定で〇円に!」
「単品〇円がセット価格〇円でお得に購入!」

3.4 カリギュラ効果
「カリギュラ効果」とは、禁止されるとかえってその行為や情報に対して、強い興味や関心を持つ心理現象です。意図的に「見てはいけない」「教えられない」といった表現を使うことで、ユーザーの好奇心を刺激し、メッセージの開封率やクリック率を高めることができます。
活用例
「【ここだけの話】限られた人だけが知っている、〇〇の活用法」
「秘密厳守!お得意様のみの限定情報」

3.5 アンダードッグ効果
「アンダードッグ効果」とは、ある勝負において不利な側に同情票が集まり、その結果逆転勝利する心理です。自社の製品やサービス、あるいはブランドのストーリーに「困難を乗り越える」といった要素を盛り込むことで、ユーザーからの共感や応援を引き出し、ファン化を促進することができます。
活用例
「実は…これ、何回も試作を失敗してようやく完成しました」
「廃業寸前から奇跡の復活!お客様の声が支えでした」

3.6 ウィンザー効果
「ウィンザー効果」とは、直接的な情報よりも、第三者の意見や評価の方が信頼性が高く感じられる心理現象です。顧客の声やメディア掲載情報、専門家の推薦などを紹介することで、自社の信頼性を高め、ユーザーに安心感を与え、購買へのハードルを下げることができます。
活用例
「SNSで話題沸騰中!インフルエンサーも愛用する〇〇」
「『ここの味が大好き!何度も通っています』と嬉しい声が続々!」

3.7 プロスペクト理論
「プロスペクト理論」とは、人は利益を得る喜びよりも、損失を回避したいという気持ちの方が強いという心理学の理論です。「今行動しないと損をする」というメッセージを伝えることで、ユーザーに緊急性を感じさせ、購買や登録などの行動を促すことができます。
活用例
「【まもなく終了!】ポイントが失効します!お早めに!」
「残り〇個!次回入荷は未定です!」

3.8 ビジュアル優位の法則
「ビジュアル優位の法則」とは、人間は文字情報よりも、画像などの視覚情報の方が記憶に残りやすく、理解しやすいという法則です。魅力的な画像や動画、絵文字などを効果的に使用することで、メッセージの視認性を高め、伝えたい情報を瞬時に理解させることができます。
活用例

3.9 松竹梅の法則
「松竹梅の法則」とは、3つの選択肢がある場合、人は真ん中の選択肢を選びやすいという心理です。商品やサービスのプランを提示する際に、この法則を活用することで、ユーザーが最も選んでほしいプランへ誘導し、購買決定をスムーズに促すことができます。
活用例
・4,000円、7,000円、10,000円のコース料理
・基本プラン、スタンダードプラン、プレミアムプランの3段階から選べるサブスク

3.10 決定回避の法則
「決定回避の法則」とは、選択肢が多すぎると、人は選ぶことに疲れてしまい、結局何も選ばない(決定を回避する)傾向があるという心理です。提供する情報や選択肢を絞り込み、ユーザーが迷わずに次の行動に移れるよう、明確な導線を示すことが重要です。
活用例
予約殺到!人気メニューTOP3
第1位|小顔フェイシャル60分(今だけ1,000円OFF)
第2位|アロマリンパマッサージ90分(リピ率No.1)
第3位|ヘッドスパ40分(寝落ち率98%!?)

3.11 ツァイガルニク効果
「ツァイガルニク効果」とは、達成できなかったことや中断されたことの方が、達成されたことよりも記憶に残りやすいという心理現象です。メッセージを複数回に分けて配信したり、未完了のタスクを意識させたりすることで、ユーザーの興味を持続させ、次のメッセージへの期待感を高めることができます。
活用例
「あなたの〇〇診断、あと一歩で結果がわかります!」
「まだ受け取っていませんか?◯◯様限定クーポンのご案内です」

3.12 フレーミング効果
「フレーミング効果」とは、同じ情報であっても、表現方法(フレーム)を変えることで、受け手の印象や判断が変わる心理現象です。ポジティブな側面を強調したり、損失回避の観点から表現したりすることで、ユーザーの行動を効果的に促すことができます。
活用例
ネガティブフレーム 「セールは明日で終わります。逃すと損ですよ!」
ポジティブフレーム 「セールは明日まで!今ならお得に買えるチャンスです!」

3.13 数字の視覚効果
「数字の視覚効果」とは、具体的な数字は信頼性や説得力を高め、ユーザーに明確なイメージを与えやすいという効果です。LINEの配信で割引率、限定数、期間、実績などを数字で明確に提示することで、メッセージの説得力が増し、ユーザーの行動を促す強力な要素となります。
活用例
「通常価格12,000円 → 今だけ9,900円!」
「30%OFF!通常価格8,000円が 5,600円に!」

4. まとめ
LINE公式アカウントの配信では、多くのメッセージがあふれる中で、いかに「読まれ」「行動される」かが重要です。心理学のテクニックを使えば、ユーザーの無意識にアプローチし、自然と開封やクリック、購入などの行動を促すことができます。今回紹介した13の心理効果はすぐに使える実践的な方法ばかりで、人気や希少性の演出、緊急性の強調、数字の見せ方の工夫など、多彩なテクニックでメッセージの効果を高める配信を実施してみてはいかがでしょうか?
株式会社クラブネッツでは、数々の企業様へ販促支援を行ってきた知識と実績があり、販売促進や顧客管理のサポートにまつわる知識での支援をはじめ、数多くのツールの提供も行なっております。
販促や情報発信についてお悩みの事業者様・担当者様はお気軽にご相談ください。
詳細についてお問合せはこちらから。
