無料で相談する
資料請求
無料相談
資料請求

LINE公式アカウントのセグメント配信とは?

公開日:    最終更新日:

LINE公式アカウントを運用していく上で、顧客満足度を高めるために重要なのが「セグメント配信」です。 しかし、セグメント配信とは何か、どうすれば効果的に活用できるのか分からない方も多いのではないでしょうか。この記事では、LINE公式アカウントにおけるセグメント配信の基礎知識を解説します。 

1. セグメント配信とは

LINE公式アカウントにおけるセグメント配信とは、友だち全体ではなく、特定の条件に当てはまるグループ(セグメント)に対してのみメッセージを配信する機能のことです。例えば、特定の年齢層、性別、地域、過去の購買履歴など、様々な条件でセグメントを作成し、それに適したメッセージを送ることで、ユーザーのニーズや属性に合わせたメッセージを配信できるため、より効果的なコミュニケーションを実現できます。

2. セグメント配信のメリット

LINE公式アカウントのセグメント配信には、大きく分けて3つのメリットがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

2.1 配信する対象と情報のミスマッチを減らすことができる

一斉配信では、すべての友だちに同じメッセージが届いてしまうため、メッセージの内容に興味がないユーザーにとっては不要な情報となってしまいます。例えば、女性向けの新商品の発売情報を全員に配信しても、男性ユーザーにはあまり響かない可能性があります。そのため、情報を受け取る側のニーズに合致した配信方法の選択が必要となります。 

2.2 ブロック率の低減が期待できる 

前述の通り、配信する対象と情報のミスマッチが起こるとユーザーは自分にとって不要な情報だと判断するため、ブロック率が高くなります。せっかく獲得した顧客接点を失ってしまうリスクがあるので、セグメント配信を活用して、より有効なメッセージを配信していきましょう。 

2.3 配信コストを抑えることができる

LINE公式アカウントのメッセージ配信には、メッセージ配信数に応じた従量課金が発生するため、配信対象を絞り込むことで、メッセージ数を削減することができます。一斉配信と比較して、配信単価は変わりませんが、配信総数が減少するため、友だち数が多いアカウントほど有効な施策といえるでしょう。

3. セグメント配信の種類

LINE公式アカウントでは、大きく分けて「属性」と「オーディエンス」の2つの種類でセグメント配信を行うことができます。それぞれの特徴を理解し、配信したいメッセージの内容や目的に合わせて使い分けることが重要です。 

3.1 「属性」で絞り込む

「属性」による絞り込みは、友だち登録しているユーザーの属性情報に基づいてセグメントを作成する方法です。LINE公式アカウントでは、年齢や性別、OS、地域、友だち期間といった様々な属性情報が取得可能です。これらの属性を組み合わせて、特定の条件に合致するユーザーにのみメッセージを配信することができます。

例えば、20代女性に絞って化粧品のキャンペーン情報を配信したり、特定の地域に住んでいるユーザーに地域限定のイベント情報を配信したりといったことが可能です。属性による絞り込みは、比較的簡単にセグメントを作成できるため、手軽にセグメント配信を始めたい場合に適しています。

3.2 「オーディエンス」で絞り込み

「オーディエンス」による絞り込みは、特定の行動をとったユーザーをグループ化してセグメントを作成する方法です。

例えば、新商品の告知メッセージを開封したユーザーに、その商品に関する詳細情報を配信したり、特定のキャンペーンページにアクセスしたユーザーに、限定クーポンを配信したりといったことが可能です。属性による絞り込みよりも、ユーザーの興味関心に合わせた精度の高いセグメントを作成することが可能です。

4. セグメント配信を行う上での注意点

セグメント配信は効果的なマーケティング手法ですが、いくつかの注意点があります。

4.1 属性はあくまで参考データ

属性情報は、LINEユーザーが保有するスタンプやLINE公式アカウントの利用状況から推測されたデータであるため、必ずしも正確な情報とは限りません。実態と異なる可能性があることを理解した上で、参考データとして活用することが重要です。

4.2 友だち数によって利用できない機能がある

LINE公式アカウントの属性を用いた絞り込み配信は配信可能なユーザーである、ターゲットリーチ数が100人以上必要です。小規模なアカウントでは利用できない可能性もあるため、注意が必要です。

4.3 リサーチ結果での絞り込みはできない

LINE公式アカウントでは、アンケートが実施できるリサーチ機能があります。ですが誰がどの回答をしたかは判別できないため、アンケートの回答を基にセグメント配信をすることができません。リサーチ結果や会員データを活用してセグメントを作成したい場合は、外部ツールを利用してセグメントを作成する必要があります。

5. 外部ツールを活用する方法

ここまではLINE公式アカウントの基本機能で活用できるセグメント配信をご紹介してきましたが、「属性」や「オーディエンス」でのセグメント以外にも、LINEのAPI」でLINE公式アカウントと連携できる外部ツールを活用したセグメント配信も有効です。
例えば、顧客管理システム(CRM)と連携することで、顧客の購買履歴や属性情報、アンケートの回答情報に合わせてセグメントが作成できます。

●会員登録をしているユーザーにのみ配信したい
●アンケートに答えた人だけにクーポンを配信したい
●誕生月の方のみにクーポンを配信したいなど

上記のような配信を行いたい場合は、クラブネッツが提供する+DIRECT(プラスダイレクト)がおすすめです。+DIRECTを活用することで、LINE公式アカウントの標準機能だけでは実現できない高度なセグメント配信が可能になります。

6. まとめ

今回は、LINE公式アカウントのセグメント配信についての基礎知識を解説しました。
セグメント配信で顧客のニーズに応じた情報を提供することで、開封率の向上や企業と顧客との関係性の強化、更に配信コストの削減およびブロックの抑止ができるため、セグメント配信を活用して運用成果を向上させていきましょう。

株式会社クラブネッツでは、数々の企業様へ販促支援を行ってきた知識と実績があります。
販売促進や顧客管理にまつわる知識での支援をはじめ、数多くのツールの提供も行なっております。
販促や情報発信についてお悩みの事業者様・担当者様はお気軽にご相談ください。

株式会社クラブネッツについて詳しくはこちらから。

その他のLINE公式アカウントに関する記事はこちらから。

プラスダイレクト

お問い合わせフォーム
https://media.valueone.jp/contact/