無料で相談する
資料請求
無料相談
資料請求

【販売促進の成功事例10選】 販促成功のためのポイントとアイデアもご紹介

公開日:    最終更新日:

現在、自社商品を売るためには効果的な販売促進が必要です。販売促進を行うのが良いのは分かっていても、どんな販売促進が成功につながるのかにお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな販売促進には、いくつもの成功事例があります。この記事では、販促の成功事例10選と、成功のための4つのポイントについて解説します。

販売促進のアイデアを知りたい方や、販促施策を考案する際に、是非参考にしてみてください。

販売促進について

まずは販売促進について簡単に説明、確認します。
販売促進とは、マーケティング手法のひとつで、消費者に商品やサービスを買ってもらうための活動であり、よく短縮形の「販促」と言われます。
販促における目的は、認知向上、新規顧客獲得、既存顧客維持の三つです。

販売促進の事例紹介

それでは、実際に成果を上げた販促の事例10選を見てみましょう。

事例①什器の活用

株式会社アイセイ薬局は、業界における他店との差別化に課題を見出し、健康情報発信に注力しました。その情報発信方法として、店舗に並ぶ什器に着目しました。
簡単に設置できる什器を活用することで、フリーペーパーのテーマと関連する商品を目立たせることができ、商品への興味が高まっているターゲットに効果的かつタイミング良く、アプローチできるようになりました。
患者が求めている情報を発信することで、コミュニケーションも円滑化され、他店との差別化に成功しました。

参考資料:https://service.pxc.co.jp/case-study/casestudy3/

事例②AIの活用POP

キリンビバレッジ株式会社は、「マンネリ化から脱却し顧客の心に刺さる販促物を作りたい」と考え、AIを活用した方法に着目しました。SNS投稿から消費者の行動・感情をAIが分析し、その結果をPOPデザインに反映させました。
その結果、消費者の心に刺さる訴求やデザインのPOPを、AIを活かして制作し、導入前は数ヶ月かけていた制作期間を約一ヶ月に短縮することができました。

参考:https://service.pxc.co.jp/case-study/casestudy4/

事例③アニメコラボ

日清食品株式会社は、人気アニメとのコラボ限定商品の発売に着目しました。当時大人気を博していたアニメ『鬼滅の刃』とコラボをし、同社の人気カップ麺の45周年を記念する特別企画として限定商品を販売しました。同時に、限定グッズが当たる公式SNSアカウントのフォロー&リツイートキャンペーンも行いました。
このような流行とのコラボレーション施策は、商品のさらなる認知拡大にも効果的な施策といえます。

参考:https://www.nissin.com/jp/news/9978

事例④サブスクサービス

小売業を展開する株式会社良品計画は、「必要なモノを必要な期間だけ利用する」消費者の新しい価値観に着目し、その対応策として月額定額サービスを始めました。
利用者は単年から4年契約までの契約期間を選び、期間後は買い取り・契約延長・返却の選択肢から自由に選ぶことができます。こういった消費者の志向の変化を受け、時代に合った施策を行えたといえます。

参考:https://www.ryohin-keikaku.jp/news/2022_0307.html

事例⑤LINEの活用

イスラエル発のコスメブランドSABONはLINE公式アカウントを通じた顧客接点に着目し、実店舗を訪れた顧客にLINE公式アカウントの「友だち追加」をしてもらう方法で、コミュニケーションを図りました。ECサイトを開いた時に、初めにLINEのクーポンが表示されるため、予めLINEの友だち登録を促すことが出来る仕組みとなっています。
ECサイトのみでなく、LINEを活用して効果的に宣伝することで、直接顧客の目に届けられる販売施策といえます。

参考:https://www.sabon.co.jp/

事例⑥Google ビジネス プロフィール(旧:Google マイビジネス)の一括管理

食品スーパーマーケットを運営する株式会社ベルクは、Google ビジネス プロフィール(旧:Google マイビジネス)の一括管理ツールを導入しました。Googleのサービス上で顧客とコミュニケーションが取れたり店舗情報を載せることができ、マップ情報や口コミ分析を円滑化して顧客満足度の向上を目指します。さらに、各SNSの店舗アカウントを一括管理できるようになったことでコストの削減にもつながりました。

参考:https://www.atpress.ne.jp/news/238742

事例⑦アプリの活用

アパレルショップを展開するナノ・ユニバースは、新型コロナウィルスの感染対策に着目し、来店前に店舗の混雑状況を確認できるアプリを導入しました。公式アプリは、15分毎に混雑状況を更新し、前後の時間帯と共に表示されます。顧客は混雑状況をリアルタイムで可視化することが出来るため、比較的混雑が少ない時間帯に来店を促すことが出来るようになります。
顧客体験の向上につながる効果的な施策といえるでしょう。

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000038902.html

事例⑧ノベルティの配布

日本コカ・コーラ株式会社は、アパレルブランドBEAMSの協業ビジネスブランドである「BEAMS DESIGN」とコラボを組み、ノベルティを配布しました。ペットボトルラベルについているバーコードを集めて応募すると、限定グッズが必ずもらえるというキャンペーンを行いました。
既存顧客だけでなく「BEAMS DESIGN」ファンを新規顧客として見込めるため、相互にとって有益な販促施策といえます。

参考:https://www.beams.co.jp/company/information/detail/231

事例⑨クラウドファンディング

外食チェーン店を展開する、株式会社串カツ田中ホールディングスは、クラウドファンディングを用いて、期間限定で命名権を獲得できるネーミングライツ購入をリターンの一つにしました。あるタレントが参加し、期間限定で全国の店舗メニューなどにそのタレントの名前が記載されました。期間限定メニューやノベルティプレゼントの企画と共にSNS上でも話題となり、さらなる認知度向上にもつなげることができました。

参考:https://kushi-tanaka.co.jp/press/entry/1326

事例⑩SNSの活用

株式会社ロッテはSNSの活用に着目し、「#禁断の雪見トースト」と題して公式サイト特設ページでアレンジレシピを紹介し、ハッシュタグ投稿を促す施策を行いました。どのレシピも簡単に作ることができマネしたくなるもので、それと同時に実施した参加型キャンペーンでは、商品を必ず購入しなければならないという、売上対策も講じることのできる施策です。
フォロワーの投稿で商品の魅力がさらに拡散されるという、参加型キャンペーンのメリットを活用した施策です。

参考:https://www.lotte.co.jp/products/brand/yukimi/yukimitoast/

関連記事販促のアイデアはこれで決まり!効果的な方法をご紹介
      販促施策の総まとめ!魅力的な販促を企画するコツとは?

販売促進を成功させるポイント

次に、販売促進を成功させるポイント4つを確認しましょう。

①目的・ターゲットを明確化する
②定量・定性調査の両方を行う
③季節・イベントに合わせたアイデアを考案する
④仮説・検証する

①目的・ターゲットを明確化する

まず始めに、目的とターゲットを明確化しましょう。
目的やターゲットによって打つべき施策が変わるためです。
ターゲットを明確化しないと適切なアプローチが選択できず、狙った効果を得られない可能性があります。
ターゲットを設定する際は、年齢や性別、家族構成など具体的な設定を行います。そうすることで、ターゲットに刺さりやすく、且つ自社の目的に合った販促施策を検討できます。

②定量・定性調査の両方を行う

そして、定量と定性の両方の調査を行いましょう。消費者の反応を見える化します。

定量調査は、調査結果が数字や量で明確に表れやすいです。
例としては街頭インタビューやホームユーステストが挙げられます。
一方、定性調査は、数値では測れない生活者の「感情」や「理由」を対象とし、生活者のニーズや行動に至った理由などを把握しやすいです。
例としては行動観察調査、グループインタビューが挙げられます。

以上の定量調査、定性調査の両方を駆使して消費者理解を深めましょう。

③季節・イベントに合わせたアイデアを考案する

トレンドを取り入れたり、季節に合わせたデザインでPOPを作成するなど、見せ方を変えて販売促進のアイデアを考えることも大切です。
たとえ効果的な販促でも、同じことの繰り返しでは飽きられてしまう可能性があります。
効果検証を適切に行える程度の頻度で、期間を定めて実施してみましょう。

④仮説・検証する

忘れてはならないのが仮説検証です。仮説による販促策でどのような結果が得られるかを検証します。
検証内容は主に、
・ターゲットや市場のニーズの捉え方
・投資の時期と金額
・販促のタイミング
です。
仮説検証のPDCAサイクルを回すことで、自社に最適な販促方法を見つけやすくなります。

まとめ

販売促進の成功事例と成功のためのポイントを紹介しました。
販促を成功させるためには、自社に適した施策を実施することが大切です。
そのため、手法のひとつとしてプロフェッショナルに相談することも一つです。

株式会社バリューワンは、アプリ・メール・LINEの顧客情報を一元化・一括管理できる店舗販促ツール、matomaru(マトマル)を提供しております。
店舗販促や集客、顧客管理にお悩みを抱えている企業様・ご担当社様は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

matomaruについて、詳しくわかる資料はこちらから。
株式会社バリューワンについて詳しくはこちらから。