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顧客管理の無料おすすめはコレ!有料との違いは?選び方のポイントも解説

2023.06.30

自社の売上を長期的に最大化するには顧客管理が重要です。顧客管理では顧客の情報を収集・蓄積し分析する必要があります。そのためには顧客管理ソフトの使用が便利です。ソフトは有料のものと無料のものがあります。この記事では無料のおすすめソフト3選を紹介します。そして、有料版との違いと選び方について解説します。

顧客管理とは

冒頭に述べた通り、顧客管理とは自社の売上を長期的に最大化するために重要とされるものです。顧客情報を蓄積して分析することで顧客についての理解を深めます。それを行うソフトが顧客管理ソフトです。とは言え、ソフトにも型や種類があるので種類について紹介します。

クラウド型とパッケージ型の違いとは

顧客管理ソフトにはクラウド型とパッケージ型の2つの型があります。

クラウド型とはインターネットを介して利用します。
メリットとして、初期費用が安く、保守・運用のコストが不要で、最新機能がアップデートされます。
一方、デメリットとして、カスタマイズ可能範囲が有限の場合があります。従って、自社に必要な機能の有無を確認しましょう。

パッケージ型とは買い切りで購入したソフトをインストールして利用します。
メリットとして、コストが一括なため把握が容易であり、一度購入すれば半永久的に使用できます。
一方、デメリットとして、使用可能デバイスが有限であったり、セキュリティ対策のために定期的なバージョン更新が必要だったりします。

CRM以外の種類とは

顧客管理ソフトは「CRM」「SFA」「MA」の3つの種類に分類されます。

CRMは「Customer Relationship Management」の略です。顧客情報や行動履歴等を一元化することで、顧客との関係を築きます。CRMを通じて、顧客ニーズに合った提案ができ、満足度向上にもつながります。

SFAは「Sales Force Automation」の略です。営業支援を目的とします。営業が商談を開始してから受注に至るまでの進捗状況、全プロセスを可視化し、効率化・自動化に活用します。

MAは「Marketing Automation」の略です。マーケティング業務の自動化を目的とします。顧客一人ひとりのニーズ予測や効果測定ができます。

以上の型と種類を目的に応じて選択しましょう。

顧客管理ソフトの機能について

顧客管理ソフトの主な機能は以下の通りです。各機能毎に次のことができます。

・顧客情報の一元管理
顧客データを一か所に集約でき、目的情報を即座に探し出すことができます。
・複数人での同時編集
時間や場所に関係なくチームで同時編集できます。
・名刺管理
名刺をデジタル化して社内で共有できます。
・メール配信
顧客ニーズに合わせたメールを自動配信できます。
・行動履歴の管理
自社と取引先の記録を残すことができ、より良いアプローチにつなげることができます。

無料版と有料版の違いとは(無料版でどこまでできる?)

無料でも十分使える顧客管理ソフトはあります。ただ、もちろん有料版の方が優秀な機能を有している場合が多いです。以下は有料版に期待できることです。

・SFAと連携し、最適な優先順位を営業パーソンに通知
・顧客情報をAIで分析、MAと連携して競合に勝てる戦略を立案
・顧客のニーズや売れなかった理由の分析
・充実したサポート

しかし、上記を望まなければ無料版でも優秀なソフトも存在します。以下ではそれぞれのおすすめ厳選3つを紹介します。

無料版のおすすめ

無料版の総数は多いです。しかし、 制限の多さや日本語未対応などにより実用できるものは多くありません。従って、実用可能な無料版を比較するのが効果的だと言えます。

無料①:Hub spot CRM

一つ目は「Hub spot CRM」です。
Hub spot CRMは無料版と有料版の両方がありますが、基本的な機能すべてが無料版で利用できます。優れた性能から導入実績が多く、定番と言えます。大企業から中小企業、スタートアップなど少人数企業でも導入しています。なお、無料期間に期限はなく、無料で最大限にCRMを利用したい企業におすすめできます。
ただし、無料版はメールの送信数が1ヶ月で2,000通と制限があります。そして、マーケティングや営業機能を強化したいならば、有料版の機能を解放する必要があります。

無料②:Ambassador Relations Tool

二つ目は「Ambassador Relations Tool」です。
Ambassador Relations Toolはマーケティング機能が優秀です。基本的な顧客管理機能はもちろん、メール配信、MA、クーポン発行等も可能です。そして、無料版でも10,000人まで顧客登録できる点も嬉しいポイントです。さらに、初期費用も月額料金もなく、完全無料でクラウド環境を利用でき、ECサイト運営や小売業界で特に有益です。

無料③:Fullfree

三つ目は「Fullfree」です。
Fullfreeは完全無料です。無料にも関わらずカスタマイズ性が優秀でクラウド共有やExcelをテンプレートとした帳票出力も可能です。
しかし、iOSやAndroidアプリには未対応で、CRMと合わせて使われるSFAが用意されておらず、分析した顧客情報を営業に自動送信し効率的な営業をすることは難しいです。
ただ、顧客管理の機能自体はしっかりしており、顧客管理のみが目的であれば有用です。

有料版のおすすめ

有料の顧客管理ソフトもいくつも存在しますが、おすすめを3つ紹介します。

有料①:カイクラ

一つ目は「カイクラ」です。
カイクラは電話応対に活用できます。電話が入ると詳細な顧客情報が画面に表示され、過去に誰がどういった対応をしたのか詳しく知ることができます。
初期費用が181,000円〜、月額費用が31,000円〜のクラウド型となっています。

有料②:Salesforce Sales Cloud

二つ目は「Salesforce Sales Cloud」です。
Salesforce Sales Cloudは世界最大級のシェアがあり、顧客情報と営業情報を共有することで営業の効率化と受注精度向上につなげられます。「いつ」「誰が」「どのような活動を行ったか」を集約・管理でき、問題点があれば即座に対応し解決ができます。
そして、顧客情報・商談状況をスマホやタブレットで外出先からも把握して商談を行えます。
Essentials、Professional、Enterprise、Unlimitedの4つのプランがあり、各プランごと、1ユーザーあたり下記のような価格となっています。

Essentials:3,300円/人
Professional:9,900円/人
Enterprise:19,800円/人
Unlimited:39,600円/人
(2023年6月現在)

有料③:matomaru(マトマル)

3つ目は「matomaru(マトマル)」です。
matomaruはメール・アプリ・LINEなどの販促ツールごとにバラバラになっている顧客データを、一元管理でまとめることができるDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)サービスです。
複数の販促ツールの集計と分析を1つの画面で、簡単に確認することができます。
顧客データや、顧客データベースの連絡先などを一つにまとめて管理することができ、まとめたデータに対して一括で情報配信をすることができます。

基本の料金プランは
初期費用100,000円〜(税別)+月額費用20,000円〜(税別)

利用するアカウント数や運用方法によって、他のプランがあります。

顧客管理ソフトを選ぶポイントについて

これまで無料版と有料版のおすすめをそれぞれ3つ紹介しましたが、つづいて選ぶ際のポイントを説明します。

目的は何か

前述の通り、顧客管理ソフトには3つの種類があり、目的に応じてCRM、SFA、MAのどれが適切かを選択する必要があります。

ニーズに合った提案から顧客満足度の向上を目的とする場合は、顧客情報や行動履歴等を一元化して顧客との関係性を構築するCRMがおすすめです。

営業支援を目的とする場合は、営業が商談を開始してから受注に至るまでの進捗状況、全プロセスを可視化し、効率化・自動化に活用するSFAがおすすめです。

マーケティング業務の自動化を目的とする場合は、顧客一人ひとりのニーズ予測や効果測定ができるMAがおすすめです。

使用感はどうか

使いやすさも選ぶ上では重要です。使いやすさの観点ではクラウド型がおすすめです。高機能を備えていても、利用者全員にとって使いやすくなければ浸透しません。データ入力等、操作が簡単で、シンプルかつわかりやすいデザインが利用しやすいです。
無料トライアルで使用感を試すのも一つです。

現状のツールと連携できるか

現在、すでにソフトを導入している場合はそのソフトと連携できると利便性が高いです。チャットツールやMA、会計ツール等と連携することで業務効率化が期待できます。

セキュリティは万全か

現在はセキュリティ意識が高い方も多いとは思いますが、やはりセキュリティが万全であることは不可欠です。
クラウド型であれば社外からも簡単にアクセスできて利便性が高いですが、その分セキュリティ面で不安が残ります。万一顧客情報が流出すれば、顧客の信頼を始め膨大な損失となります。セキュリティが万全に対策されるかを確かめましょう。

費用はどのくらいか

前述の通り、顧客管理ソフトには無料版と有料版があります。
導入・運用の費用を抑えたい場合や必要最低限の機能のみを求める場合は、無料版がおすすめです。しかし、あくまでも「無料版」ですので、有料版と比べると機能は限られます。
便利な機能を活用したい場合やデータベースを利用するユーザーが多くなりそうな場合は、有料版がおすすめです。有料版とは言え、様々な料金帯のものが存在するので、自社のニーズと照らし合わせて選ぶと良いでしょう。

まとめ

販売管理のソフトについて、そして無料版と有料版のおすすめ、選ぶ際のポイントについて紹介しました。自社に導入するソフトをイメージできたでしょうか。
顧客管理ソフトを選んで導入するならば、専門家に相談すれば間違いはないでしょう。

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