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アプリ制作・開発の方法とは?その手順と必要ツールをご紹介

2023.09.28

今の時代、スマートフォンやアプリはわたしたちの生活において欠かせないものとなりました。世の中には、様々な目的で開発された多種類のアプリが存在しています。販促活動のためや業務効率化のために「自社アプリを制作したい」と考える方も増えてきています

本記事では、アプリの基本知識と具体的なアプリ制作・開発の手順、またそのメリット・デメリットや必要ツールをご紹介します。

自社アプリの制作・開発に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

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そもそもアプリとは?

そもそもアプリとは「アプリケーションソフトウェア」の略称であり、特定の目的や用途に合わせて専用のプログラムを組んだソフトウェアを指します。

アプリの種類

アプリは、大きく3種類に分けられます。
●Webアプリ
●ネイティブアプリ
●ハイブリッドアプリ

それぞれについて詳しく解説します。

Webアプリ

Webアプリとは、インターネットを利用しブラウザ上から操作可能なアプリケーションのことです。例えば、Amazon・X(旧Twitter)・Facebook・Gmailなどが代表例としてあげられます。
近年Webアプリ開発の二ーズは右肩上がりで、これはネット回線の高速化や、スマホ・タブレットの普及、インフラ面の整備(4G / 5G)により、ネットユーザーが拡大し続けていることが背景にあります。

2016 年から 2022 年までの世界のスマートフォン モバイル ネットワーク契約数、2023 年から 2028 年までの予測
引用元:https://www.statista.com/statistics/330695/number-of-smartphone-users-worldwide/

ネイティブアプリ

ネイティブアプリとは、OSに「App Store」や「Google Play」などのアプリストア経由でインストールして使用するアプリのことです。
各OS専用で、カメラ機能・プッシュ通知などの機能を活用したアプリを作成することができます。
動作の軽さや簡単な操作性、起動までのスピードが高速である点が特徴です。

ハイブリッドアプリ

ハイブリッドアプリは、Webアプリとネイティブアプリの両方の長所を組み合わせたアプリのことです。Webアプリ同様OSに依存することなく開発しながら、ネイティブアプリのOS依存の機能を活用できる点が特徴です。
しかし、開発には複数の言語を使用するため、プログラミング知識が必要な点には注意が必要です。

自社アプリの開発を検討するにあたり、まず開発したいアプリはどの種類に属するのかを確認しておくことがポイントです。

自社アプリを開発するメリットとは?

次に、自社アプリを開発すると得られるメリットについて解説します。

ユーザーとのコミュニケーションを強化できる

アプリをダウンロードするユーザーは、その企業・店舗からの情報や特典を積極的に取得してくれる傾向が高いといえます。
それだけではなく、アプリ特有のプッシュ通知機能や限定コンテンツなど、ユーザーと深いコミュニケーションをとるための機能が多く備えられます。
Webサイトとは違い、アプリをダウンロードすると、スマートフォンのホーム画面にアイコンが配置されるため、企業や店舗を思い出すきっかけとなり得る点もアプリならではのメリットです。

ロイヤルカスタマーへの育成がしやすい

アプリには、会員証機能やお気に入り店舗登録機能など、継続的に利用したくなる機能も備えられます。このような機能は、ユーザーのリピーター化やロイヤルカスタマーへの育成に効果的です。
さらに、アプリダウンロード時に登録してもらった顧客情報をもとに、年齢別や地域別など属性に合わせたコミュニケーションを実現することも可能です。

ユーザー毎に有益な情報を提供することができるため、ユーザーエンゲージメント向上につながります。

アプリ開発の3つの方法

アプリの開発方法は、主に3種類です。

●プログラミング言語でつくる
●ゲームエンジンを使う
●アプリ開発ツールでつくる

それぞれ詳しく確認していきましょう。

プログラミング言語でつくる

1つ目に、プログラミング言語による開発です。
『java、php、C/C++、Swift』などがアプリ開発で使われるプログラミング言語であり、習得までに時間はかかりますが、どのような機能でも盛り込める点で自由度が非常に高いです。iPhoneかAndroidかによって使用言語は変わるため、初めは自分が作りたいものをイメージしてから勉強するとよいでしょう。

ゲームエンジンを使う

2つ目に、ゲームエンジンです。
ゲームエンジンは、ゲーム制作の基本機能をパッケージ化したものであり、ゲームアプリを作りたい人に最適です。どのゲームにも必要なキャラクターの移動や音楽再生などの基本的な機能が、ゲームエンジンには最初から搭載されているため、プログラミング知識が少なくても既存のプログラムを配置すれば簡単に作ることができます。

アプリ開発ツールでつくる

最後に、アプリ開発ツールを使う方法です。
ツールが用意しているフォーマットに当てはめていくだけで、プログラミング知識がなくても簡単にデザインがきれいなアプリが作れます。機能としては、スケジュール管理や飲食店の予約、ショッピングサイトなどがメインであり、ビジネスパーソンからすると、手軽に集客用のアプリが作れるのはとても便利でしょう。ただ、ツールごとに作れるアプリは異なるため、自分で作りたいコンテンツに最適なものを探してみてください。

アプリ開発の6つの手順

では、アプリ開発の詳しい手順について、解説していきましょう。

step.1 企画立案・基本設計を考える

まず最初に、「何を目的としたアプリにするのか」「どんなデザインのアプリを作りたいのか」といった企画の立案から、アプリの基本設計を考えます。
また、この段階でアプリ開発にかけられる予算や、運用リソースについても明確にしておき、費用対効果などについても検討しておくことが大切です。
基本設計のなかで、開発するアプリのプラットフォームを見直すことも忘れず行いましょう。例えば、スマートフォン向けアプリならiOS向けとAndroid向けがあるため、予算や期間を考慮して両方もしくはどちらかで開発をします。
プラットフォームは、企業や店舗のターゲットニーズに合わせたものを選ぶようにしましょう。

step.2 要件定義

企画立案で、どんなアプリを開発するかが明確化されたら、次に要件定義を行います。
どんな機能をつけるのか、どんな画面構成にするのか、アプリで利用するデータの保存先はどうするのか・・・など、システムの概要を設計します。
要件定義は、開発に関わる人にとって重要なものとなるため、なるべく準備をするようにしましょう。開発者同士のスムーズな意思疎通や、途中退職者が発生した際の引継ぎのリスク軽減にもつながります。

step.3 アプリを制作する

設計が完了したら、いよいよアプリ開発(プログラミング)に移ります。
ゲームエンジンやアプリ開発ツールなどの手軽な開発環境を使う場合は、設計した内容をもとに素材を配置していきます。
エンジニアがプログラミングで開発する場合は、端末に合わせたプログラミング言語を使用して開発を行います。
開発時のポイントとして、一気に全体を作るのではなく、機能単位で1つずつ作ってテストを繰り返すことです。そうすることで、不要なバグ(不具合)発生の防止につながります。

step.4 アプリのテストを行う

プログラムが完了したら、次はアプリのテストを行いましょう。テスト用の端末(iPhoneやAndroid)を準備し実際にアプリを触り、画面レイアウトは崩れていないか、画面タップ時の遷移は正しく動作するか、といった確認をします。この時、使いやすさや処理速度などについても確認をしておきましょう。
バグ(不具合)が発生した時は、原因を調査して正しい状態に修正します。
アプリのテストは、リリース前に必ず厳重に行うことをおすすめします。テストを行わずリリースした後にユーザーからエラーのクレームなどが発生すると、企業への信頼損失にも影響してしまう可能性があります。入念にテストを行うようにしましょう。

step.5 アプリをリリースする

テスト完了後、使用するプラットフォームにあわせ、各種リリースの手続きに移ります。
リリースには、それぞれ登録証が必要となります。

iPhoneAndroid
Apple Developer ProgramGoogleアカウント

スマートフォンの種類に合わせて事前に取得をしておきましょう。
iOSは事前審査、Androidは事後審査となるためプラットフォーム毎に手続きをする必要があります。iOSには審査があるため、その審査通過後にリリース完了となります。

step.6 アプリを運用する

アプリ開発は、リリースして終わりではありません。リリース後の運用も重要です。
アプリの特性に左右されるものの、不具合発生時の対応や、機能アップデートなど様々な作業が継続的に必要となります。
アプリの運用は、保守や不具合対応だけではなく、ユーザビリティを高めていくこともポイントとなるため、自社内や自分自身でもアプリを使用し改善できる点は常に改善を行うサイクルで運用することをおすすめします。

自社開発と外注開発はどうちがう?

アプリの開発には、自社開発と外注開発という選択肢があります。では、それぞれどんな特徴があるのでしょうか。

自社開発

社内にエンジニアがいる場合は、自社開発を行うことが一般的です。自社開発のメリットには、ノウハウを蓄えられるという点が挙げられます。社員のスキルが高まるとともに、不具合発生時にはすぐに対応が可能になります。また、新しい機能の追加や仕様変更にも柔軟に対応でき、外注開発よりもスピーディーなアプリ品質向上を進めることができます。
しかし、エンジニア不足で対応が遅れたり、そもそもの開発体制が整うまで時間やコストがかかる点は、自社開発のデメリットといえます。この点も踏まえたうえで自社開発を検討することが重要です。

外注開発

外注開発のメリットは、社内にエンジニアがいなくてもすぐに専門家に依頼してアプリ開発をスタートできる点です。
発注からリリースまで、アプリ開発会社とともに進めていくことができるため、自社開発よりもスムーズ且つ迅速に開発が可能になります。
また、アプリ開発会社はパッケージを準備していることが多く、開発にかかる費用を算出しやすい点も魅力のひとつといえるでしょう。
注意するべき点は、アプリ開発会社の良し悪しの判断のしづらさです。会社ごとに開発方針などが異なるため、アプリ開発を外注する場合は、自社が求めるアプリ開発が可能な会社を見極めて発注することが重要です。

アプリはツールを活用して開発できる

ここまで、アプリ開発の方法とその手順について具体的に説明してきましたが、自社アプリは制作ツールを活用して開発することが可能です。近年では、プログラミングなどの知識がなくても開発ができる「ノーコードツール」も多く存在します。
完全に外注して開発するのではなく、ノーコードツールを活用して自社開発を行うことで、小さな修正や仕様変更の対応が管理画面上から簡単に行うことができる点は、ツールを活用してアプリ開発をする大きなメリットといえるでしょう。

【プログラミング不要】おすすめのアプリ開発ツール

Appypie

Appypieは、3ステップでiPhoneやAndroidのアプリ開発ができるサービスです。
使い方が非常に簡単なため、初心者でもアプリ開発ができ、ホームページやAI・AR・VRの機能を実装したアプリなど、幅広い機能に対応している点が魅力です。

SmartAppsMobile

SmartApps mobileは、6種類のレイアウトから好きなものを選ぶだけでオリジナルアプリが制作できます。レストランの予約やEコマース(ネットショップ)、スケジューリング機能などを搭載することも可能です。

matomaru

matomaruは、スタンダードなレイアウトから完全オリジナルのレイアウトまで幅広いデザインで自社アプリが制作できます。ログインボーナス機能やスクラッチ機能など50以上の機能が標準搭載されているため、他社と差別化したアプリを作れることが魅力です。
また、開発から運用まで一貫したサポートを受けられるため、初めてのアプリ開発でも安心して利用できます。

まとめ

いかがでしたか?一見、「アプリ開発」と聞くと難しい印象を持たれる方も多いですが、今では、ゼロからプログラミングをせずとも自社アプリが開発できる時代となりました。

スマートフォンアプリに触れる生活が日常となっている今、販促や企業ブランディングにはアプリの活用がおすすめです。
自社アプリの導入によって、社内全体の生産性がアップした企業、DXの推進につながった企業、顧客のリピート率がアップしたという企業も多くあります。
アプリ開発の方法や手順を押さえて、是非自社アプリの開発にチャレンジしてみましょう。

matomaru(マトマル)は、アプリ構築・運用だけでなく、アプリ・メール・LINEのユーザー管理・情報配信までを一元管理できるDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)サービスです。
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